ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

子育てとは「自分を殺すこと」である

子育てにおいて、男って無力ですよねぇ、 わかります。

やっぱり子供にとっては「母親」が第一で「父親」は「たまに見るひょうきんなおっさん」ですから、男はどうしたらいいか、どうしたら子育てに参加できるかを私なりの解釈で書いていきます。

みなさん、いい汗かいてますか?
日照ノ秋人です。

もちろん「母親」である奥様の子育て論によりますが、あくまで一例として読んでもらえたらと思います。

父親はATMである。

ネット上で言われていることでもありますが、幼い子供にとっては生活費を用意してくれる存在が父親です。

そんなもんです。

男には母性がありませんので、母性を持つ母親に勝るものといえば・・・

「力強さLv.1」
「ストレス耐性Lv.1」

といったくらいで、
おまけで
「水中移動Lv.1」
「BBQ時の火おこしLv.1」
「修繕Lv.1」

以上・・・。

子育てに貢献できることがなかなかありませんねぇ。

考えれば考えるほど直接「子育て」に関わることがなく、できることといえば、
「母親」のフォローしかありませんね。
間接的ですがそれこそが子育てに関わる男の立ち位置なんだろうな・・・。

すると「母親」からしたら、
「子育てしていない!ムキーッ!」
でしょうね。

なので、男は生活のなかで「ちゃんと子供のことを考えている」ということを
わかってもらえる行動をとらなければなりません。

いつまでも趣味に走っていてはダメ

男の趣味は孤独なものが多いです。
パチンコ、ゴルフ、アイドル、電車・・・

ひとりでなんの相談もなく勝手におっ始める趣味に母親である妻は

「子供のことほっといて好き勝手やりやがってムキーッ!」と爆発状態。

男は男で、

「なんで好きなことやっちゃいけないんだよ~」とか

「仕事に関わるんだから仕方ないだろ~」とか

爆発状態の奥様に水でなく油をぶっかけるようなことを言ってしまいます。

「子育て」という大変なことをやっている「母親」。

「子育て」をやらないで「趣味」をやっている「父親」。

文字にしてみるとわかりますが、
これでは男、分が悪い。

なにもやらないことだよ

一番良い方法としては、趣味のすべてを
一時凍結すること。

これがね~、ツライ。

男としては子供が生まれようがただの男。 子供は決死の覚悟で守りますが、 決死の覚悟で育てようという覚悟は徐々に育まれていくものであり、
いきなり「母親」となって決死の覚悟で育てようと思っている奥様からしたら、 その時間的なギャップがとんでもなく許せないわけです。

そのうえで、やれパチンコだの・・・。

・・・なにもやらないことだよ・・・。

なにもやらないことで、家にいる時間が多くなり、妻に言われたことを黙々とやり続ければ、「家庭をみてくれている」と思われることでしょう。

せいぜい10数年子供と向き合えばよい

なにもやらないことだよ・・・というのは永遠ではなく「一時凍結」ですから、いつかは復活する時がきます。

子供もいつかは親離れを迎えますので、
高々10数年「一時凍結」すればいいんです。

・・・・。

あれ、なんか変なこと言いました?

「軽々しく10数年なんて言うなこの野郎!」

わかります!充分わかります!

でもね、それこそが父。
趣味なんぞにうつつをぬかし、それを正当化してしまうことが「ちっせぇ」と言われてしまうのなら、逆にうつつをぬかさないで「でっけぇ」と言われるほうが「父」としては合格だと思うのです。

そこで、そのうつつをぬかすかぬかさないかがボーダー。

趣味にうつつを抜かしてるほうが男っぽいんですが、父っぽくないんですよね。

マトメ

以上が、私が考える「父となるために自分を殺す」ということです。
私自身、趣味としていたバンドを辞め、
ゲームも控え(というか奥方も巻き込んで少々やっていましたが)
今では楽器は飾るものとし、ほぼ家と会社の日々です。

その甲斐もあり、少々産後うつ傾向だった奥方と、男でもできる家事を手伝い感謝されながら、なんとか家族の形を築いています。

今となっては趣味については完全凍結で
復活するか想像できません。
これは一歩、「父親」に近づいたのかなと 思う今日この頃なのでした。

おしまいマイン!