ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

男は発信すればよいというものでもないこと

私の趣味はね、料理なんだよ。
まさにオトコの料理というのかな。

あとはパッチワークもやるね。
ああいう細かいこと、得意でね。
取れたボタンをつけることもお手の物だよ。

他にはね、ケーキ作りかな。
こないだね、私の手作りケーキを家族に食べさせたんだ、好評でね。

アイロンがけももちろんやるよ。
自分でやらないと気が済まないんでね。

掃除は基本全部自分でやるよ、きみはくつろいでていいんだよと言っているんだ、妻にはね。

こういった些細な日常を私のSNSにアップしているよ。

共感してくれている人はいっぱいいるよ、ほめてくれる人もいっぱいいる。
ちょっとしたことなんだからみんなもやるといいよ、自分で。

おい、コラ。

みなさん、いい汗かいてますか?
日照ノ秋人です。

SNS、見るよ、すごいね~。
奥様はよっぽどできないんだろうね~。
家事全般、何もできないんだろうね~。
あなた、すごいね~。
ほめられて、すごいね~。
奥様も、自由な時間が有り余っていていいね~。
こんなオトコと結婚できて、うらやましいね~。

オトコ、オイ、オトコ。

やるのはかまわん、かまわんよ。
でもめちゃくちゃ評価を下げてしまってるじゃないか、奥様の。

自分を発信すれば奥様を下げることになる

上に書いたとおりですね。

何でもできる旦那=何もできない妻

そういっているわけではないのに周りはなぜかそう受け取ってしまうものです。

発信するのってどうなんでしょう。

ただの自己顕示欲の為くらいだったら良いのですが、まわりの人を下げてしまうのは もうね、罪です。

男はだまっていればよい

昔の人は、男は黙っていればよいなんて言いながら、奥様には「黙って俺についてこい」なんて言うんです。

そうしたら、ふたりとも黙ってしまって、 なにやってるんだろうと思うのが現代人の物差しですね。

発信しないことでひとにあたえられるものってあると思うんです。
「mugoん色っぽい」という言葉もあるんだし。

特に男はおしゃべりさんだと薄っぺらい印象を与えてしまいますね。

ずっと黙ってるのもアレですな

では、ずーっと黙ってればよいのかといえばそういうわけでなく、黙ってたら黙ってたで「暗い」だの「重い」だの言われてしまうし。

にこやかに黙ってたら「気持ち悪い」と 言われてしまう。

ワイは、どうしてらええんや・・・。

「男は黙って頷けばよい」とはよく言ったもんだ

とある女子がいったこと。

男なんかねぇ、愚痴を聞いて「うんうん」とか「そっかー」って聞き役やってればいいんだよ。
女は話したいだけ話す、 男は黙って頷いていればいいんだよ。

はい、その通りですね。

私も昔は合コンばかりやっていた時期がありました。
自分語りよりも、人の人生観を聞くほうが 好きだったので、決まって「聞き役」をやっていました。

するとね、そこそこモテるんです。

こちらは好きで「聞き役」をやっており ウソ偽り無く、全身全霊を持って 向き合ってたからでしょうか。

しかしある程度親密になると「あなたのこと何も知らない」ということを言われ始めます。

そのとき、私はこう思いました。

ワイは、どうしてらええんや・・・。

で、ワイはどうしたら・・・

男は発信20%、受信70%、
残りの10%はその場の雰囲気です。

女から見たら男の優劣はその「10%」がどうであるかです。

いや~・・・きっついなぁ~。

男も女も発信したいですからね、
自分のことを知ってもらうために。

しかしオトコ、オイ、オトコ。
家庭を築いたら、発信を控えないと奥様を下げることになります。

だから発信したけりゃ私のように・・・

えっ?ブログっすか?

おしまいマイン!