ぼく、ただしいことをする。
へいわをまもり、あくとたたかう。
みだしなみだってうるさい。
そのみだれが、あくをまねくんだ。
みなさん、いい歳こいてますか?
日照ノ秋人です。
漢字が入らないと読みづらいんですね日本語は。
まちの不審者情報
どの自治体にもあるかと思うのですが、街中に不審者があらわれたら「不審者情報」として、親御さんたちに何らかの形で連絡がまわります。
怖いですよ、結構詳しい見なりとかが晒されています。
これ、私じゃないか?
と思ったことはないですが、そんな服装は自分も持ってるなぁと思うとえらく身近に感じるものです。
だいたいチカンだか、コートおじさんだか、変態系が多いのですがとある日は違いました。
身なりをひたすら正す、しつこく正す
オイ小学生!ランドセルはまっすぐ背負え!
帽子はしっかりかぶらんかい!
と、とおりすがりの小学生にひたすら指導する謎の男。
かなりしつこいらしく、小学生が危機感を覚え通報。
それで不審者情報として親御さんたちに知れ渡りました。
その男は本当に正義をふりかざしていたのか、それともただ単に小学生を物色していたのかはわかりませんが、通報されてしまったのですから小学生たちには後者に思えたのでしょう。
ワシは小学生に指導したまでじゃ!
本気でやっていたとしても、警察出動で警官にとがめられるんですから、その「不審者」から見れば「なんでワシが!」となるでしょう。
たとえその人が「正義」として熱すぎる正義を振り回しても、周りの人にはただの「迷惑」でしかありません。
自分の「正義」を不特定多数に押し付けていることを気付くべきです。
本当の正義は存在しないのでは
戦争をする人たちは自分たちが正しいとみんな思ってるよ。
ドラえもんもこんな感じのこと言ってましたよね。
つまりは自分が決めた「正義」なんて本当の「正義」ではないんです。
要は、まわりが全員一致で納得しているかどうかなのです。
空き缶が捨ててあった。
だから拾ってすてた。
すばらしい。きみは正しいことをした。それは正義だ。
様々な人が大勢で「それは正義だ」と言ってしまえば正義になりうるのですが、
なんできみが拾うんだ?捨てたやつを捕まえて捨てさせるべきだ。
それが本当の正義じゃないのかい?
と言い出す人が現れたら、本当の正義というものがわからなくなってしまします。
双方が違った主張をし、食い違ったら争いがおこる。
結局正義なんてないんです。
小学生は正義と認めなかった。
ほかのみんなも正義に感じなかった。
だから「不審者」となったのです。
マトメ
「正義の味方」ってありますよね?
よ~く考えると、「味方」であって、
「正義」そのものじゃないんです。
私、うっかりさんの私も子供のころからずっと思ってました。
正義の肩を持つ「その他大勢の腰ぎんちゃく」なように見えて、「お前正義ちがうんかい!」と思ったものです。
今回の話は「正義の見え方」についてでした。
正義の味方、正義の見え方、
これ、ボツだ!