ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

十五夜に現れる「お月見どろぼう」とはなにか

十五夜だからかな~月がきれいだね~。
キミもきれいだよ。

みなさん、すいません。
日照ノ秋人です。

クサッ!

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ご存知ですか?お月見どろぼう

生まれも育ちも愛知県の私約一名でも、今まで聞いたことなど一度もなかったのです。 その「お月見どろぼう」とやらを。

お月見どろぼうとは、中秋の名月に飾る団子などを子供たちが盗むという不思議なイベントです。

全国的にあった習わしだそうですが、
いまだに行われているのは愛知県の一部だそう。

むかし、子供たちは「月の使者」と言われていたそうなので、盗ませることで「月へのおそなえ」として 豊作を願うということのようです。

現代風になっている

現代では夜にそのイベントに取り組んでいる地区の家々のインターホンを鳴らし、 「お月見どろぼうでーす」と言います。 するとその家に住んでいる人が、そのお月見どろぼうにお菓子をひとつ渡します。

私の子供のおともだちは、「その一晩で、一か月分のおやつが手に入る」と言っていたらしく、 相当な数の家々にお月見どろぼうをすることがわかります。

ジャパニーズ・ハロウィーンなのか

季節は秋ですし、豊作や収穫を願うといった祭事なので、お月見どろぼうとハロウィーンは似てます。

外国人が日本に伝えたのかなぁ・・・とも思いますが、興味深いことがひとつ。 それは、子供たちは「月の使者」であるということ。

月、不思議ですねぇ。
自転だか公転だかが完全に一致して、地球からはずっと同じ面しか見えないし、 アニメ「FREEDOM」では、月に人類が完全に移住してる話だったし、まさか・・・。

ZOZOのあいつに調べてきてもらいましょうかね。

月の話 掘り下げたいけれど

絶対に長くなるのでやめます。
長くなる自信があります。

しかし、「お月見どろぼう」ってネーミングセンスがすごくいいと思うんですよ。

「お月見わっしょい」とか「お月見とんずらー」とかでなく「お月見どろぼう」。
寺山修二を意識した感じ。

月に人口があふれた人類が、地球に子供たちを「棄民」する・・・

重い、重いよ・・・。

マトメ

お月見どろぼうシステムは、日本で行われていた豊作祈願。
今ではハロウィーンにすっかり入れ替わってしまいましたが、 夜ごと、知らない家を訪ね歩くということが安全面で危険じゃないか、なあんて話もあり、 時代は変わったのだなぁと痛感します。

どんどん欧米化が進み、みんな欧米人にひとくくりにされ、 箱舟に乗った人たちに笑われながら洪水にながされてしまうんでしょうね。

せめて子供たちだけ、月に避難させてくれませんかね。
そうしたら
「地球どろぼう」として・・・。

おしまいマイン!