ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

産後鬱の妻 そのとき夫の私が実践したたったひとつのこと

出産という大仕事を終え子供を産んだことと、全力を出し切ったことでハイになっていた妻。

その横で気を揉んだ末に疲れて寝てしまった夫。

そのときすでに、妻は「母親」へとクラスチェンジしたのでした。

みなさん、お元気ですか?
日照ノ秋人です。

出産当日、産院のベッドルームが
「スイート」
しか開いておらず、四の五の言わず「アホみたいに広いリゾートホテルみたい」な
スイートに夫婦で泊まったのは私です。

出産後の広い部屋は地獄の様だと妻は言ってました。  
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夫にとって子供はオモチャみたいなもの

夫は「ただの男」のくせに、生まれた子供がいるところにヒョコヒョコ行ってニヤけるんです。

まだ無菌室みたいなところにいるので、体力を使い果たしたあとの妻は簡単には見にいけません。

夫の「はじゃぎっぷり」はオモチャを買い与えられた子供みたいなものです。

なので、妻が「母親」にクラスチェンジした後の些細な妻の変化には気づきませんでした。

若干の産後鬱傾向

私はただの男なので死ななきゃわからないことですが、多くの人にあることなのでしょうか、 「産後鬱」というものが。

「マタニティーブルー」という言葉もあることですし、広く認知されているのだと思いますが、 母親へと変わりホルモン関係が一気に変わってしまった反動なのか、 妊娠中の妻と、出産後の妻ではあまりにも違いました。

「自分の子供がかわいいとは思えない」と言うんです。

我が家では「ベビープラス」を導入していましたので(効果のほどは不明)夜泣きなどに 悩まされることは、少なかったかもしれませんが、夜中に起きたりグズったりはやっぱりあるんです。

 


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睡眠がとれない、食べたいものが食べられない、いきなり子供中心になったライフスタイルについていけない自分を責め始めました。

そりゃあ初産であれ、二人目であれ、出産の不安は普段の「不安」とは比べ物にならないくらい強大で、生む自分ですら死んでしまうかもしれない恐怖から、鬱になる気持ちもわからなくはないです。

絶対無理ですもん、
男には女ほどの度胸は無いので。

ではそのとき夫の私はどうしたか

最悪の場合、「心中」してしまうほど、深刻な方もいます。
若干の産後鬱とはいえ、拍車がかかれば深刻になってしまいます。

私は仕事柄、月曜から土曜まで働き、夜遅く帰宅するというライフスタイルであったため、 妻には相当な負荷をかけていたと思います。

私がまず着手したことは、深刻にならないように早く帰るようにする、家で仕事できるようにするということ。
そして、出来うる限り妻と子供を「隔離」するということを実践しました。

家に仕事の資料を持ち帰ることが,
コンプライアンス的にどうかとか言ってられません。
会社にかけあうべきことです。

会社より取引先より優先すべきは家族であり、そんな程度で取引できなくなるような会社は 「人命より社益優先」と言っているようなものです。

自分の子供がかわいいとは思えないとは言うものの、やはり自分の子供ですから、
心の奥底で愛おしいと間違いなく思っています。

ただ、いつも不安と育児の大変さがその「愛おしさ」に覆いかぶさり隠してしまうので、
「愛おしさ」を感じられるように、子供と会わない時間を意図的に作るのです。

子供と会わない時間づくりは効果があると思いますが、周りとの協力、そして何より夫の力が必要になります。 母親が安心して子供を任せられるのは父親しかいません。
※例外はありますが・・・。

逆に見れば、夫が子育てで活躍する唯一の場なのかもしれませんね。

妻と子供を隔離するのは今も継続中

妻が共感しているママタレは
ゆうこりん」や「小雪」です。

理由は彼女たちも「自分の子供がかわいいとは思えない」と公言していることです。

逆に「子供がかわいい!」とSNSにまでネタとしてアップしている新山千春には 敵意をむき出しにしています。子供を食い物にしやがってと。

今だにそれを言っているということは、「かわいいとは思えない」を継続している証です。

前ほどの頻度ではありませんが、
母と子を隔離するということを現在でもやっています。

母親だってひとりの人間。
子供とずーっといるのはやはり気分的につらいことだと思うんです。

従って、今も継続。
たぶんしばらく継続していくと思います。

マトメ

生まれたばかりの赤ちゃんに父親がしてやれることはあんまりありません。

おむつ替えたり、ミルク作ったり、
飲ませてゲップさせたり、風呂に入れたり・・・。

そんな程度なのですから、妻の些細な変化を見逃さずフォローすることは出来るはず。

自分のやりたいことを殺しても妻と子供を守るのが本当の父親だと思うので、全身全霊をもって 我が家では「母と子を隔離」しています。
 


hiderino-akihito.hatenablog.com


不思議なもので、隔離して会えない時間が長いほど、「早く会いたいな」と思うみたいです。

育児の大変さはいくら労ったって鬱傾向の方にはあまり効果が無いような気がするので、男はだまって「隔離」です。

たったひとつだけ実践でなんとかなっているので、我が家の場合は「若干の鬱傾向」だったのかもしれません。

もっと深刻な方もいると思います。
(独りぼっちにする方が危ない場合もあるので注意です)

あくまで我が家の場合でしたので、今回の記事は参考程度にしてくださいね。