bar 「時の扉」。
日頃の喧噪を忘れ、 ひとりで飲むには居心地の良い場所。
いつものように ひとりで飲んでいると・・・
ー上杉さん。
ちなみに店のマスターの 名前は「上杉」である。
上杉:名前で呼ぶのやめてください。
ー嫌なこと思い出してしまったよ。
上杉:・・・。
ー昔さ、怒られてしまった話さ。
上杉:・・・。
ーあの頃は坊やだったからさ。
上杉:・・・。
無言で差し出された酒、ラフロイグのロック・・・。
正露丸の香り漂うこれを傾ける。
未消化だった過去も、これで洗い流せと言うのだろうか・・・。
上杉:たまには吐き出すのもいいもんですよ。この店には受け入れるやさしさがありますので。
ーありがとう、上杉。
上杉:なんでタメ口なんですか。
過去にこういうネタを書いていたことがある
当ブログのコンセプトは「父親」、「教育」、「その他」だったはずなのですが、 父親や教育など、毎日書く程進歩もネタもないので「夫婦」のことも書いています。
でもそれだけでは私がつまらないので、このようなネタも投下しています。
この「barにひとり」は10年以上前に管理していたホームページ上でアップしていたネタで、 選曲が若干古め(かなり古いか)なのはそのタイムラグがあるからなのです。 ※それを再度みなおして再構築してお送りしています。
私がbar「時の扉」に登場させる人物は「大好きなひと」であり、悪意をもって書いていません。 読んでいるかたもそれは寛大に汲み取ってくれて、ネタとして呑み込んでくれていると思ってます。
が。
当ブログではまだ登場していない過去のbar「時の扉」で、 「このネタは現代では辞めた方が良いかもしれない」 と思ったことがあります。
今回はその話です。
「桜井さん」というお客さんが現れたとき
私が大好きだったあのグループのお方です。
その「桜井さん」が「桑田さん」とともに「マシンガンをぶっ放」そうとしたことで、 私が私の面識のない不特定多数の方々から、「猛烈な文句」やら「○害をほのめかす」などをいただきまして、 インターネットとは、匿名とは、こんなに怖いものだと初めて気づかされたのです。
その時のサイトなんて、大勢が来るような人気サイトじゃなかったのですが、 いつ何時だれが見ているかなんて、こちらではわかりませんし、まさかこんなことが起こるとは思ってませんでしたからね。
それに「マシンガンをぶっ放せ」なんて声高らかに歌っているのは「桜井さん」と「桑田さん」であり、 私ではありませんから。
その影響と、私が大好きな「スマッシングパンプキンズ」の「ミスチル地蔵事件」もあって 今では、桜井さんの唄を聞くことがなくなってしまいました。
そして、このネタを書くことも。
再度いいます。
私が大好きな人しかbar「時の扉」には登場しません。 歌詞だって、おおかた頭の中に入ってますし(頭悪いクセに)、世代がロスジェネ世代なので 90年代が多くなるのですが、90年代の歌詞はとってもおもしろいものでつい。
なのでどうか、暖かく見守っていただければと思います。
上杉:そんなことがあったんですか。
ーあれ以来さ、自分のオピニオン全開というものが怖くなったのは。
上杉:・・・。
ーあの頃は坊やだったからさ。
上杉:なんでソレ、2回言うんですか。
ーあふれた涙も眠れぬ夜も忘れない。
上杉:あ、それズルい。