東京オリンピックに向けて、儲かっている業界とそうでない業界の差が激しくなってきました。
一部のお祭り状態の業界は今後の反動で一気に地味になり、
大型リコールと大きな事件の影でリストラの嵐が吹き荒れそうな社会情勢です。
注)ここで言うリストラとは、「リスさん」とか「トラくん」ではありません。
そしてそのリストラに関し、私は壮大な仮説を立てます。
みんな!儲かってる!?
日照ノ秋人です。
ブログで知った存在
会社ヤメロ、大学ヤメロ。
ブログ全力投球、SNS全力投球。
儲かるぞ~儲かるぞ~。
ブラック企業~ブラック企業~。
社畜だ~社畜だ~。
という方、いらっしゃいますねぇ。
そしてそれに同調し、
ヤメタ、ヤメタ。
働かずして稼ぐ稼ぐ。
ブログ書く書く。
フォロワー来い来い。
キラキラしてるしてる。
と騒ぎだし、
みんなやろうよ、みんなで儲けよう!
なあんて勧誘するんです。
私は古い人間ですので、私が社会に出た20年くらい前に盛んであった「マルチ商法」にとっても似ているなぁ~、
と、ぼんやり見ているのです。
かつてのマルチがそうだったように
儲かりまっす、頑張って売れば儲かりまっす!
という言葉で勧誘し、しまいには
君も勧誘して下に人を付けられればリーダーになれるよ!
リーダーは苦労しないで金がどんどん入ってくるよ!
と、そそのかすのです。
今のインフルエンサーの鼻息に似てますよね。
昔と今が違うところは、
給料は全部商材につぎ込め!全部売れ!
と、企業から個人へ、個人からマルチへというお金の流れでした。(借金してマルチへ流している人もいっぱいいましたが)
しかし現在では、学校や会社を「ヤメロヤメロ」と言うんです。
金の流れが個人からマルチへ直球になるんですよね。
辞めさせてなんになるのだろうと考えたのですが、ソレが今回の話。
辞めさせて何になるか
企業はこれから不景気になるにつれて、リストラをビッシビシやっていくと思います、既にやってますし。
いきなり辞めさせられる側から見れば、ひどいことですから絶望感を感じます。
しかし、その絶望を「希望」に変えられれば、リストラも前向きに受け入れられると思うんですよ。
そこに「会社ヤメロヤメロ」と唱える成功者のありがたいお言葉があったら、「うん!ボク辞める~!」とノリノリで答えてくれる老若男女が大勢出てきます。
社員をリストラする会社側からすれば、こんなに楽勝なことはありません。
辞めてくれない社員のおかげで残る社員が気をもむのなら、その「成功者」に
いくばかの袖の下を渡してリストラしやすい土壌をつくり、
「希望」を感じられるプロパガンダを打ってくれればいいのです。
社員を辞めさせたい会社=win
企業から小銭をもらって会社辞めろという輩=win
会社から退職者優遇をいただいて不労所得への道がひらけた者=win
ウィン-ウィン-ウィ~ンの構図が出来上がりました。
無職になった人たちが、袖の下をもらっている輩(という仮説ですが)から
挑戦挑戦!努力努力!とけしかけられて、情報商材を買わされていく。
まさに、リストラ企業の思うツボなわけです。
近年の希望退職者は割とすぐ集まっている
上で書いたことは全て私の仮説なのですが、近年のリストラは割と円滑に退職者が出ていることが気になります。
ネット広告費で生計を立てているひとが本当にいるかは不明ですが、飽和状態なのは明白です。
そして、企業が行うリストラからして景気が下り坂なのはリストラ社員ならよくわかることですし、景気が下るのならこれからのネット広告も今のようにノリノリとは言えないんじゃないかとネット広告の恩恵を受けていない私は勝手に想像するのです。
ものが売れなくなっていきますし。
リストラの対象になったひとが、ネット広告で食っていくのは至難の業。
都合よく楽チンな商売で自らを陥れるか成功するかはわかりませんが、会社を辞めて勝負をかけるのは勝負師として勝つ確率が少なすぎると思うのです。
どうせ会社を辞めるなら、違う勝負も出来るのですから。
マトメ
リストラされた方に「冷静になれ」って言ったって無理なのでしょうけど、 怪しい人に近づくなということですね。
「儲かること」に影響を受けた時点で、そのビジネスは旬をすぎてます。
一握りの先駆者を儲けさせる為にリストラにあった元リーマンがその先駆者をより一層儲けさせてワッショイするだけの存在にならないように祈るばかりです。
そしてこんな記事を読んで「それは違う!」と思っているアナタ!
そんなアナタには絶対にパワーがある!
先駆者をトレースして儲けるより、新しい儲け方を考えるべきだと私は思ってますよ!
こちらもおねがいします。
hiderino-akihito.hatenablog.com
終わり方が胡散臭いですね・・・。