ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

料理研究家というものに大激怒な妻

あたしさぁ~、こう見えて料理得意じゃん?

旦那の稼ぎは割とあって、あたし働いてないから、 夫を支える妻として「主婦」なんだけど、 主婦って言いたくないんだよね。

肩書き「主婦」ってダサいじゃん。
だから料理が得意なあたしは「料理研究家」っていう 肩書きで活動するよ。

お~い、テレビ局、雑誌編集部、あたし空いてるぞぉ~。

みなさん、研究してますか?
日照ノ秋人です。

当ブログでは「奥方」として登場する我が妻約一名が、猛烈に反応するワード「料理研究家」とはなんなのか。

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「ナントカ家」といってしまえばソレっぽい

アイドルが好きなお方=
「アイドル研究家」。
野球について細部まで語れるお方=
「野球評論家」。

などなど。

「ナントカ家」としてしまえばソレっぽい感が出てしまい、 クオリティまでは細かく追求されないイメージがありませんか?

ソレっぽい出で立ちで「ナントカ家」なら良いんです。 プラス他の実績有る肩書きがあれば説得力満載なんです。 結局、ひとは肩書きで見てるんですよね、ひとを。

では「料理研究家」とは

テレビで、「料理研究家」とテロップが出ようものなら、 「ふんっ!なにが料理研究家だ!」 と憤る奥方。

なぜに君は憤るんだいと聞いてみると。

家で料理作っている人はみんな「料理研究家」だろうが!

とのこと。

料理研究家」ってどんな定義なのだろうか。
「料理を研究するひと」だろうか。

それなら家族で料理を作っている人は、失敗と成功の際どい境目を自らのアレンジとセンスで、「お口に合うもの」まで持って行く研究を感覚的にやっているだろうから、我が奥方が言う「みんな料理研究家」もわかる気がする。

それを「ワタシ料理研究家ネ」と言ってしまうからおかしくなってしまうのではと思うのだ。

日頃の積み重ねの技術なのに、なんだか軽くなってしまうのは、 料理を作る人から見れば「ただのナンパ野郎」に思えるのだろう。

料理研究家」と名乗ることで、世の奥様方の価値を下げられてしまうと、きっと我が奥方は思っているのだ。

じゃあなんて名乗ればいいのさ

規制と緩和は表裏一体。
同時に考えられないのは二流だとワタシは考えている。

では「料理研究家」がいけないと言うなら、違う肩書きを用意しよう。 私は「料理」と大雑把にくくってしまうから重みが無いのだと思う。

「煮込み研究家」やら「炭火焼き研究家」など、 ピンポイントにしてしまえば重みが出ると思うのだ。

そうすると、テレビに使われないんだよね~。

だったらば、数人集めたらよろしい。

「包丁の達人」一名
「煮込み研究家」一名
「焼きの達人」一名
「盛り付け研究家」一名

経済の活性化とは、「みんなが儲かる」ことであり、 「料理研究家」一名が独り占めするのでは経済的に旨味がない。

肩書きによる「重み」を維持し、みんなが儲かる。

ラーメン三銃士」みたいなユニットがいれば、 もうちょっと今のテレビも変化がつけられるのではと思うのだ。 まぁ、面白いかどうかは別として。

ナントカ家を増やしてやったらいい

女装する人が「女装家」なあんて言うのだから、 きっとなんでもいいんですよ。

だったらどんどん増やしてしまって、「ナントカ家」ばかりにしてしまえば、我が奥方も常々怒らないと思うんです。 つまり、「ナントカ家」が多すぎて、皆が辟易してしまえば「ナントカ家」とは名乗らなくなるだろうと。

当ブログでも書いている「ながらスマホ」さんなんかはもうね、付けるべきですよ、「家」を。

私が名付けるなら「スマホおさわり家」。
まぁ、やらし~。

他に、呼吸家、梱包家、後ろ走り家、一本締め家、テヘ家、 階段1段飛ばし家、微糖家、街ぶら家、から揚げにレモンかける家、など。

マニアっていうより良いかも

世の中にはいるんですよ、「その道に精通するひと」以上に物事に詳しいお方が。

今では、「マニア」なあんていわれますが、そんなお方こそ、 「ナントカ家」を名乗る資格があると思うんですよ。

「鉄道オタク」ではなく「鉄道家」、
撮り鉄」ではなく「鉄道写真家」。

「実業家」ってよくわからないし、最近は「執筆家」なあんてのもいますね。
小説を書けば「小説家」、犬が好きなら「愛犬家」。

それがマニアと名乗ると急に怪しくなってしまうんですね。 からあげにレモンかけるマニアって・・・会ってみたいがな。

もうすでに私は辟易してきている

「ナントカ家」は今の時点でも、真新しさはもはや無く、 そろそろ違う言い方をしないとおもしろくないのではと思うんです。

私は上で、「ナントカ家」が乱立すれば皆が辟易して需要がなくなるだろうと書きましたが、 既に私は辟易してますし、私と同じ様な方はきっといるでしょうから、 もうそろそろ「料理研究家」にはいなくなってほしいのです。

都度、我が奥方が怒り狂いますし。

高輪ゲートウェイよろしく、横文字を使ってコケティッシュに「家庭料理マエストロ」とか「キッチン勝負師」とか、

・・・。

己のセンスの無さにビックリする2019年、初春の北風。
駆け出しのブログ家、まだ春遠し。


こちらもおねがいします。

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