夜なき（よなき）と聞いて何を浮かべるか。
赤ちゃんのか弱き泣き声？
それともラーメン屋？
ラーメン屋と思ったあなた。
さては「はらぺこあおむし」だな？
みなさん、はらぺこですか？
日照ノ秋人です。
赤ちゃんが生まれて我が家に到着後、 多くの人を悩ませてしまう「夜泣き」。
今になって振り返ってみると、 全然うるさくはなかったような・・・。
そもそも出力が小さい
たとえ夜中とはいえ、生まれたばかりの赤ちゃんは、 そんなに出力が大きくありません。
え。
出力って言い方は機械的すぎないかですと？
では、「馬力」にしましょうか。
それも変ですね。
まぁ、とにかくそんなにパワフルに実際は泣いていないんです。
やっぱり気を遣うのは「となり近所」と「夜中」ということですよね。
親としては眠いしイライラしてしまう
今まで静寂の中で眠っていたのに「夜泣き」が始まると、 親としては眠りが妨げられてイライラします。 私はほとんど気づかないで眠り続けましたが、 やはり世の中の「母」というのは凄い、 子供が泣いたら飛び起きれますよね。
静寂の中で泣き出した我が子の鳴き声は、 静寂だっただけに余計に大きく聞こえるし、 自分は睡眠不足に陥る日々。
次第にまわりに迷惑をかけてしまってるのではと 不安に苛まれ、さらにストレスを抱え込んでしまいます。
でも上で書いたように、実際は低出力の赤ん坊です。
隣人の眠りを起こすほどではないんですよ、話題のレオパレスでない限り。
（レオパレスはティッシュを取る音が実際聞こえます）
子育てを経験した人なら理解はある
私は結婚し、子育てを見越した賃貸に入居しました。
不動産屋で相談すると、「子育て実績」のある家ってあるんです。
「この家はだいたい新婚で入って子供産んで、
小学校の手前くらいで引っ越していく夫婦が入居するパターンっすね。」
という感じで。
2世帯住宅を「2世帯に貸す」という家で、 壁は薄かったのですが、自分たちと同じ境遇の夫婦と隣同士だったので、お互い理解がありました。
そりゃあ先に入居していた隣人は、
「子供産まれたんで夜うるさいかもしれませんが・・・」
と、気を遣うんですが、実際私はアホづらで寝てましたし、
奥方は「かわいいなぁ、早く欲しいなぁ」と思ってたようですし、
うるさくて眠れんわい！
なあんて心の小さい事は考えませんでしたよ。（えっへん）
我が子が生まれ、隣人は引っ越し、新たな隣人が子供を産んで、
隣人の子供が生まれた時に夜泣きを聞いた日にゃあね、
「わぁ、泣いてる、かわいい声！」
なあんて、こちら馬鹿夫婦はニコニコしてましたよ。
こんな家だったからよかったかもしれませんね。
だいたい文句言う奴ぁ・・・
隣人が夜更かし人間で、だいたい男。
自分が寝ようとしているのに聞こえてくる、 うるさくもない泣き声がシャクにさわって、 文句言うんスよ。
自分だって赤ん坊のころさんざん泣いたクセに、 よくもまぁぬけぬけと文句言いますよね。
自分は棚上げ、自分が一番、自分のタイミングが大事、他人は知らん。
自分がジジイになって周囲の若い人たちにそれなりに「もたれかかる」くせに、 なんと恩知らずな。
南青山界隈のお金人間の顏が浮かびますな。 お金にうるさいんだったら、土地活用を考える前に人間を、下の世代に恩を売ることを覚えなさいよ。
ふと気づくと、これってただの「ちっさいひと」です。
赤ん坊に腹を立てるのですから、精神的には赤ん坊より「ちっさい」のです。
親として夜泣きで悩まないように、子育て実績のある家を探すのが、
面倒くさいけど一番「面倒くさくない」と私は思います。
これは男でも、できる仕事だぞっ！
そして夫は悟る
夜泣きでストレスを抱えこんでしまって、 ふと周りを見ればアホづらで眠り続ける夫。
ほんっとにすいません。ごめんなさい。
いくら言葉にしたところでダメなんです。 父はここで「母性のようなものは自分には全くない」と悟ります。 父になっても「ただのおとこ」から変わりはないのです。
hiderino-akihito.hatenablog.com
多分、どのお父さんがたも一緒じゃないでしょうか？
仕事して疲れてたら起きれませんよ、どうせアホづらですよ。
自覚してるんです、「起きて奥様を助けなきゃ」って。
やはり決死の覚悟で出産を経験した奥様には、
どうあがいたって勝てません。
後から埋め合わせたって全然ダメ。
男は「成す術無し」を悟ったうえでアホづらなのです。
マトメ
なのでどうか奥様方！・・・とは言えません。
夜泣きに対して男はなにもできません。（断言して申し訳ない）
「夜泣き」は自分に対するストレスと、隣人に対するストレスがあります。 （夫に対するストレスもありますな・・・）
せめて家選びに東西南北かけまわり、「隣人に対するストレス」だけでも、 取り除いてあげましょう。
夜泣きを聞いて「なつかしいなぁ」と思う隣人は、 きっといるでしょうから。
