ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

早生まれは損なのか

早生まれ

同じ学年なのに、歳を取るのがお正月より後の人をいう。

こうやって言ったら、小学生にもわかりますかね?

みなさん、早生まれですか?
日照ノ秋人です。

損だよ

私は3月産まれであるからして、早生まれです。

もうちょっとすれば4月ですから、下の学年の子の方が歳が近いのです。

子供の成長スピードは猛烈な早さということはこんな記事でも書きました。

hiderino-akihito.hatenablog.com

学年でみんなヨーイドン!で勉強を始めても、 4月生まれの子とは約1年の差。

1年の成長スピードには、どうがんばっても太刀打ちできません。 それなのに、通知表は残酷です。 みんな横一線スタートでの評価なのですから。

だから、早生まれは損です、大損です。

横一線でヨーイドンに見えて、約1年の差が子供に課せられるのですから。

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無いか?無いか?得することは

運転免許も生まれによって早い、遅いがあります。

同級生がバイクや車を乗り回しているのに、早生まれというだけで 自転車をバイクであるかのように乗り回す我々。

早生まれは車を乗り回す同級生に「いいなぁ~いいなぁ~」と指をくわえながら歯ぎしりし、悔しさを滲ませます。

そしてその悔しさを爆発させるには、誕生日を待つしかありません。

そりゃあ損です、大損です。

探せ探せ!絶対にある!

私の奥方は、いわゆる「同級生」になります。

ただ、私は早生まれで奥方は「早くない生まれ」なので、 誕生日は奥方の方が早いのです。

今、私39歳、奥方40歳。

あるじゃないですか!

人間はある程度歳をとると「歳をとるのがイヤ」か、 「歳をとるの、もうやめた」と言い始めます。

そして歳をとればとるほどに、そのことに敏感になっていきます。

ふんっ、私が先に40になったけれども、おまえもすぐに40になるのだよ感を醸しだします。

そこにつけ込んで早生まれの私。

「や~い40、40や~い」

なあんて言ったら、東京湾だか三河湾だかに浮かんだり沈んだりすることでしょう。

そんなことも言えない早生まれの私は、やっぱり得とは思えず悶々とするのです。

それにしても、あれだけ通知表で優位に立ち、バイクや車を先に乗り回し、 散々我々早生まれにマウンティングし、優越感に浸っていた奴らなのに、 「おまえもすぐに40になるのだよ」とはなんですか!(実際は言ってませんが)

結局ため込むのは早生まれの私。

39だろうと40だろうと、子供の時ほど約1年のアドバンテージはありません。

マトメ

結局ね、早生まれが得することなんて無いんスよ。

いまだに「遅生まれ」って言う人もいるし。

学校の基盤から、早生まれにはやさしくないと子供ながらに思っていました。
体の成長だって子供の1年は雲泥の差。
なのに、かけっこだのリレーだの同じタイミングでやられたら勝ち目はほとんどありません。
年末に「時効警察」というドラマを見ていましたが、その中でも同じようなこと言ってましたね、 「勝てないんですよ!早生まれは!」って。

今や子育てをする身になり、自らが早生まれの視点から、 生まれ月をずいぶん意識するようになりました。

子供であればあるほどその差を認識し、大人として接してあげなければ早生まれの子供達がかわいそうでなりません。
得することひとつ挙げるとすれば、その視点に立てるということでしょうかね。