ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

polca乞食 物乞いもついにここまできたか

ピーーーーーーー!

実況 ああ、いけませんね!
解説 あれは間違いなくファールですよ。

実況 試合終了間際に決定的な「ポルカリング」の反則!
解説 え!?

「polca」というものをご存知でしょうか?

私はどこかのICカードだか、IC乗車券だかと思っていたのですが、 どうも「カネの臭い」を感じるものだそうで、 「うさんくさそー」の精神で今回はみんなが嫌いで大好きなお金の話。

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polca、なんだそれは。

クラウドファンディングではなく、「フレンドファンディング」というもの。

「支援」と「お礼」で成り立っている。

お金を払う=支援、なにかをしていただく=お礼。

物乞いじゃない、win-winな関係が築ける。

今月はお金が無いから支援してくれ、お礼にリツイートだ!

物乞いじゃない、win-winな関係が築ける。

お金を落としたから支援してくれ、お礼にはてなブックマークだ!

物乞いじゃない、ウィンウィンウィ~ンな関係が築ける。

金が無いから支援してくれ、お礼にブログを見に行ってやろう!

俺たちゃ物乞いじゃない、win-win乞食でもない!

結局、楽して金が欲しいのね。

polcaってるひと

SNSで目にしたこと・・・

「1日働いて5000円のバイトでは割に合わないと思う。だから、人生相談をするからお金をくれと物乞いすることにした。」

1日働いて疲れて5000円じゃ、割に合わないというのはわかる。

でもそのあとがわからん。

その主は、物乞いをしている方が楽に稼げると思ったらしく、 実際街角で人生相談の名の下に物乞い行為をしたそうだ。

しかしどこの馬の骨か、骨なしチキン野郎なのかわからない奴に 「自分の人生を相談するバカ」はおらず、 結局は1円ももらえなかったそう。

だが「おかねをください」と紙に書いて掲げたところ、 数百円集まったそうな。

そしてその主は、
「正直且つ大胆に物乞いすれば儲かる!」
と言ってしまっていた。

ちょっと、お薬塗ってあげて~。

よぉ~く考えると、 1日働いて5000円を確実にもらったほうがいいような気がする。
だって、1日街角にいて
「この顏にピン!ときたら乞食」
周囲に認知されてしまった挙句、数百円では割に合わなさすぎるからだ。

結局「お金を手に入れる」ことに主眼を置きすぎるあまり、 どんな手口でも構わん!という状態に陥っている。 そして、陥っている自分に「気づいていない」のだ。
周囲はキミが乞食だと気づいているのに!


工場の生産ラインに組み込まれた人生は、 これから成り立たないんじゃないかとココ10年くらい思っている。 いつかその仕事は「ロボ」に変わるのでは、と。(ロボ凄いからね~) しかし生産ラインでも、ひたすら「はんだ付け」を繰り返しているひとの 「はんだ付け」は凄い。(はんだロボもあるけれど)

専門的な技術や知識を得ているひとは、俗にいう「つぶしがきく」状態にあり、 ソレの応用で世の中を渡っていけるのだと思う。 もちろんその分野が世の中に残ればの話だが。

1日働いて5000円、という仕事はなにかはわからないが、 その程度の仕事なら専門的な何かは必要ないのだろう。

でも、その仕事と乞食を天秤にかけているのだから、 その人物はとても薄いことがわかる。 そんな薄い人生を歩んだひとに、だれが人生相談をするのだろうか。

乞食に陥ったそのひとは、乞食になるべくしてなったのだろう。 それも相当痛いが、ソレに支援してしまう「うっかりさん」も相当数いる。

「いじめたひとも悪いが、
いじめられたひとも悪い。」

私はそんな教育者じみた意見が大ッ嫌いである、 カタカナの小さい「ッ」を使ってしまうほどに。

しかし、こと「polca」については、どこの馬の骨だか、 骨なしチキン野郎だかにうっかり「支援します!」なあんてやってしまうごく一部には、 「軽々しく自分のお金を乞食に与える方も悪い」と思ってしまう。

「やった、俺、乞食で儲かった!」と思っている人は、 ただ「借り」を押し付けられただけということに気づいていない。

気づいていないんだよ?
お金をもらった方は。
儲かったと思っているだけだから。

「貸したのだから返せよ、いつかの借りを」 とつきつけられて、
「借り?知らネ。くれたんだろ?君が金を」 とやってしまう乞食。
言葉だけの軽い感謝と、支援という名の浅はかな「借り」が飛び交う世界。 「polca」とは、そんな世界に見えなくもない。

ブランディング」だなんていう意識は、 一般的なサラリーマンよりも彼らの方が意識してるはずなのに、 乞食に支援してしまう残念なひとは自らの「ブランド」についてどう考えているのだろう。

人気者になっている、人が集まっていると思っているのだろうか。 傍から見れば、ただ単に乞食が群がっているだけじゃないか、 それか同じ穴のムジナなのか、どちらかにしか見えないのだ。


結局は社会に貢献していないお金を動かして喜んでいるだけで、 それが「儲け」だのと言っているだけの狭い世界である。

おおっぴらに乞食行為をひけらかすのは、 ブランディング的にマイナスなのではなかろうか。 なあんて思うのだが「polca」なんて言っちゃって、 カジュアル感があるから乗っかっちゃうのだろう。

私は以前、「欲しいものリスト」も乞食行為と書きました。

hiderino-akihito.hatenablog.com

彼も既に3枚目のシングルをリリースしたところ。 4枚、5枚と続いていかないように願うばかりである。 ネタ的には続いてほしいが・・・。

まぁコレきっかけで、今後真面目なPolcaシリーズ「お金の温度の話」でも綴ろうと思う。 真面目にやるので、きっと面白くない自己満足ってことで、 華麗にスルーして頂戴。

written by 日照ノ秋人 
人の善意で私欲を満たすのは罪だと思う。