ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

ここはどこですか

日本にもこれから外国人労働者がいっぱいやってくる。

まぁ、今でも割といるのだけれど、 彼らに遭遇すると私なんかは、
日本語が上手だなぁ
なあんてぼんやり思うのだ。

そりゃあカタコトでもあるが会話は成立するし、 「日本語ジョーズねぇ~」 って声をかけるとなんだかうれしそうだし、 日本にやってきて働く外国の方は、 皆エリートなのではないかと思えてくるよ。

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マクドナルドが嫌いと断言する我が子は、 ハンバーガーが嫌いなのかと思っていたが マクドナルドは口に合わない なあんて言いやがるものだから、 それはチミがおいしいハンバーガーを食べていないからだと 私は言い放ち、モスバーガーのメニュー表を見せてやったのだ、バーン!っと。

難色を示す我が子に難色の理由を聞くと、 「野菜」とのこと。

野菜おいしくないもんね、わかるよ君の気持は。 子供って野菜食べないんだよなぁ~って世のお父様お母様がたの阿鼻叫喚が聞こえてきますよ。

ではこれはどうだと今度はロッテリアのメニュー表をみせてやったのだ、パコーン!っと。

「これがいい」

我が子が指をさしたのは「絶品チーズバーガー」。 なぜかと聞いたら「野菜がない」とさわやかな回答。 野菜食べてほしいんスけどぉ、まあ無理か。野菜おいしくないし。

美味しい野菜はあります。

hiderino-akihito.hatenablog.com

わかったよ、行こうじゃないかロッテリアに。 これも社会勉強だ。

あ。

今日はダメだよ、ワシは東急ハンズに行きたいから。


我が子とふたり、電車に乗って東急ハンズへ。

改札を抜けたらなんと目の前がロッテリアだった。

これ幸い。
午前11時過ぎだったが、「絶品チーズバーガー」を胸に入店した。

イラシャイマッセー。

ん?インド人?

なんとレジのオネーサンはインド人だったのだ。 なぜインド人とわかったのか、その理由は「ララァ」に似ていたからだ。
その「ララァ」がインド人かどうかは知らないが。

そして奥にいるポテトかきまぜ係の男性もインド人だった。 なぜインド人とわかったのか、その理由は瞬間的な「なんとなく」だ。

私は地元の町にいるくせに、ここがどこだかわからなくなってしまった。

ロッテリアといえば、韓国の企業である。 韓国の企業が欧米の食い物を日本でインドの人によって売られているのだ。

もうわけがわからない、
妙にエキゾチックだし。

そして、不埒な私は思うのだ。
どうせインド人ならカレー食いたい、と。

日本にあるカレー屋さん、たいがいはネパール人だったりする。 まぁ、ネパールがダメとか言うつもりは毛乳頭ないが。

シャカシャカポテトのフレーバーに「カレー」を探したが、無くて残念だった。

結局、絶品チーズバーガーを食べた我が子はひとこと、 「気に入った」と言い、
退店しようとトレーを片づけ始めたら、ララァが回収に来てくれた。

お盆真っ最中の午前中でお客はほとんどいなかったから、 頑張ってくれたのだろう、さすがエリートインド人だ。
※インド人でない可能性もあるのだが。


新規オープンのコンビニもそうだった。 店員3人が新店記念を盛り上げているのだが、 内ふたりはイラシャイマセー!である。

名札を見ると「ばるです」

ひらがななのである。

不覚にも「くにおくんドッジボール」を思い出してしまったが、 ばるですとその仲間が元気よく 「淹レタテノコーヒー、イカーガスカー!」 とやっている店内は何というか、異国情緒があふれてしまっているのだ。

日本にやってきて働くエリート達に目を細めながら、 ここはどこですか と自問してしまう私。 日本人に馴れてしまっている私。

きっと頭が古いのでしょうね・・・
これは逆に彼らの母国語や英語を覚える良い機会なのかも、 なあんてポジティブに考えてみるのも、子供の為になるかしら?

written by 日照ノ秋人  
日本人は勤勉だなんて言われなくなるんじゃないか