頑張れ頑張れって言うけれども、
頑張りすぎてもいけないから、
頑張りすぎないでねって言うんです。
頑張るの、ちょっとでいいんですよ。
って言うとサボってるのを肯定するみたいで、 どうしたらいいんだろうって思うんです。
ほどほどに頑張ってますか?
日照ノ秋人です。
人間、頑張るためにどうしたらいいか。
「100%費やして!」なあんて言う熱血アフィリエイターになにを思うか。
私の中で行われた「ふにゃふにゃ超会議」の模様をお送りします。
会社のパソコンの100%
重たいデータを処理しようとして、動きが悪くなってしまったパソコン。
CPUの活躍パーセンテージを見ると、そりゃあもう全力ですよ。
その値は「30%」。
私、その値が良いかどうかはわからないんですよ、コア割りしてるのか、
ターボブーストしていないのか、など。
普段はせいぜい12%くらいだから、そりゃあ頑張ってるのでしょうね。
私の中の住人が言うんですよ。
日照ノA:30%だと?もっと行けるだろ?100%目指せよ!
日照ノB:でも100%全力で処理にあたったら、画面とか映らないでしょ。
日照ノA:むぐぅぅ・・・。
パソコンだって画面を映す、ファンをまわす、時計を動かす等、 仕事などの作業プラスアルファの働きがあります。 それらをやりながらなので、なんとか「30%」使えてるわけですよ。 パソコン自体の都合も考えてやらないと、「100%」がどれほど 無茶な値かがよくわかりますね。
人間の100%
たとえば、走るときに「100%」を費やしたらどうなるか。
日照ノA:人間の能力値なんてリミッターがきいてるから少ないはずだ!100%でいけたら人類最速だ!
日照ノB:そんなこと言って全てを走りに費やしたら、心臓が止まってお亡くなりになるでしょう?
日照ノA:むぐぅぅぅぅ・・・。
人間だって、心臓を動かす、脳で考える、考えたことを手足に伝える等、 それらをやりながらなおかつ走るのですから、 100%全力を傾けるわけにはいかないのです。
日照ノA:では、心臓を動かすことに30%費やすとして、残りの70%で走ったら速いのでは?
日照ノB:そうしたら脳が働かなくなるから、とんでもなくアホづらで速く走ることになるぞ!
日照ノA:アホづらだろうが速く走れてるからいいじゃないか!
日照ノB:アホづらで何も考えていないから、まっすぐ走れないぞ!コケるかもしれないぞ!
ステファン:そうだそうだ!
日照ノA、B:誰だオマエ!
結局は、人間もせいぜい30%くらいなのでしょう、全力人間でも。
120%じゃあ!
体がもたないですよ、体が壊れる。
壊れないようにリミッターがある。
精神論だろうが熱血だろうが、100%以上を望むなんて無茶です、あ、無知なのか。
でも修造なら出せそうな気がするね。
マトメ
頑張れという言葉は、時にひとにプレッシャーを与えるものです。
言われた方は「言われなくとも頑張っとるわい!」と思っているかもしれませんし。 極限まで頑張っちゃうと、やっぱり壊れちゃうんですよ、どこかが。 だから「頑張りすぎないでね」って言っちゃったりする。
激励なのか、労いなのか。
ひとによってとらえ方が違うわけですから、 どちらも間違いであり正解なのでしょう。
ただ、「100%費やせ!」っていうのは、やはり無茶です。 ひとに無茶を強いるのは、やはり自分の能力が低いからでしょう。 それを周りのひとに埋めてもらおうとするので、 無茶でもなんでも言えるわけです。
無茶はいかんぞ、無茶は。
お酒の一気飲みとか、絶対ダメだからなっ!
気づけばもう新年度。
世の中の新人諸君には、いきなり無茶をしてしまわないように、
ふにゃふにゃ超会議は開かれているのです。