ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

ユニバーサルデザインタクシードライバーがなかなかのポンコツな件

ユニバーサルとは

・一般的ですべてに共通であるさま。
・世界的

みーんな一緒ってことですかね。

みなさん、いい歳こいてますか?
日照ノ秋人です。

最近街で見かけるユニバーサルデザインタクシー」というものがあります。

サイズの大きいタクシーで、主に車いすの方、足腰の弱い方などの福祉車両として 国土交通省が定義しているタクシーです。(UDタクシーとも呼ぶ)

妊婦さんや、子連れのママさんなども、乗降しやすい形で お年寄りにも対応できる柔軟性を備えています。

車いすのまま乗り込めるタクシーですから、車いすの方にはやさしいタクシーなのではないでしょうか。

しかし、そんなユニバーサルデザインタクシー、国土交通省様の旗振りで大々的に仰々しくやっているにもかかわらず、 とあることが問題になっています。

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まさかの電動車いす乗車拒否

国土交通省が旗を振り、自治体が導入しているのにまさかの乗車拒否

その理由は
電動車いすは重すぎるから」
とのこと。

なんだそれ。

いくら重量が重いから、ドライバーが大変だからといっても、ユニバーサルデザインタクシーを名乗っている以上、 そんな理由では大勢を納得させられるわけがありません。

当然、問題視となりテレビで詳細を放送。
こんなブログを発信している私の目に留まります。

テレビでは、「電動でない」車いすでも乗車拒否があると嘆いていました。

その原因とは

乗務員の認識不足

なんだそれ。

ユニバーサルデザインタクシーというからには、ノーマルタクシーとは違うのですよ。
違うのだから、発想や運用方法が根本的に違うわけです。

それなのに「認識不足」とはなんなのでしょうか。

今回、今までと違うハンバーガーを新発売します。
パンで挟むのではなく、ごはんで挟む「ライスバーガーです」

と、謳っておきながら現場では、今まで通りパンで挟んだ「ライスバーガー」なる食べ物を提供。

消費者から
いやいやいや、ライスバーガーじゃないでしょコレ!
と苦情が殺到し、「現場の認識不足」と弁明。

納得できないでしょ。

絶対に認識不足ではない

本当に認識不足が理由だったら、運営会社はその業界から足を洗うべきですが、 他のタクシーと違うサイズで、車いす用スロープが積んである車をドライバーは与えられるのです。

認識不足では絶対ない。

ワタシ言います、鼻の穴もおっぴろげて言います。
車いすの乗車拒否の理由は

絶対にドライバーが面倒くさいからです。

タクシーを利用して、不愉快な体験をした方は想像できると思いますが、 「車いすの客めんどくせー」感がにじみ出ているであろうドライバー氏は絶対います。

「客商売だから」って言ってしまうと、最近では「なんだ、客は偉いのか!神様なのか!」という 風潮なので言いませんが、「人を扱う仕事」なのですから、人を選んではいけないと思うんですね。

そりゃあ、あまりに不潔すぎて商売道具である車が汚れ、商売に影響があるのなら選ぶのは致し方なしですが。

給料が少ないのか

タクシー業界の内部事情はわかりませんが、ユニバーサルデザインタクシードライバーといっても 給料が変わらないのなら確かに仕事に対する姿勢は変わってしまうかもしれません。

車いすの乗客に万が一、ケガをされたら保証がどうとか、リスキーだったらなおさら。

ユニバーサルデザインタクシーという言葉だけが独り歩きして、そのあたりの整備が されていない可能性もあります、想像ですが。

私は「誇り」という言葉を口に出すのは好きではありません。

「誇り」は胸に秘めておくもので、ひけらかすものではないのですから。

ただ、ユニバーサルデザインタクシーのドライバーとしての「誇り」をもって 業務に取り組んでいないなら、ドライバーとして人を扱うことから 足を洗っていただきたいです。

ではどう改善するのか

ユニバーサルデザインタクシーという言葉だけが独り歩きしているなら ユニバーサルデザインタクシードライバーとして誇りを持てるように 「資格化」してはどうでしょう。

もちろん、ドライバーとして働きながら「お勉強」なんてできませんから、 完全に「介護士の技術を含めた実技のみ」とする。

普段の業務が資格に見合ったものかをチェックするかのようなスタイルなら 正しい業務ができていれば合格できるはずです。

今はまだ、研修による「修了証」が発行されるのみなのですが、 研修をうけたくせに乗車拒否しているわけですから、無意味であること間違いなしです。

マトメ

ユニバーサルデザインタクシー事業に国土交通省から補助金が出ているのなら、 もっと普及させたいんでしょうね。

2020年のオリンピック、パラリンピックに向けてなのでしょうが、 今のドライバーの意識のままでは、様々な問題が起こりそうですね。

体裁を考える「良い恰好しー」の日本人が変わるためには まず日本人のお客さんから納得させないといけません。

オリンピック、パラリンピックまであと少し、
ドライバーの「改善」に期待します。


こちらもおねがいします。
発進だけに…。

hiderino-akihito.hatenablog.com