ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

厄災はやっぱり訪れた

ついに私の業界にもコロコロウィルスの影響が出始めたと思い始めた年末のある日。 私はミソのついた健康診断の結果を手に病院に訪れていた。

どーせヒマになるからと軽い気持ちでのぞんだ私はこのとき、 自分が「厄年」であることをすっかり忘れていたのだった。

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心電図

健康診断でミソがついたものは「心電図」だった。 私の体に痛いとか苦しいとかの症状は無く「何かの間違いだろう」と思っていたが、 念のためエコー検査を受けよという1行の為に私は病院にいた。

血を抜かれ心電図も再度行い、エコーで胸をグリグリされた私はドクターに厳しい現実を突きつけられた。 心電図では異常無かった。というより心配するほどでもないとのことだった。 近年は医療技術の発達により、過度に反応してしまうこともあるらしい。 ひととおり結果と「心配ありません」と伝えられホッとする私に、 一番聞きたくないひらがな1文字をドクターは足した。

「が」

エコー検査

心配ありません…「が」

その後に続く言葉なんて、どんくさい私にでもわかる。 身構える私にエコーの動画が開かれた。 結果、心臓の一部の動きが弱いとのことだった。 原因はエコーだけでは特定できないが、 動脈硬化による可能性が高いとのこと。 血管が詰まったり狭くなったりして血の巡りが悪くなり、 心臓の一部が死んでいる可能性もある。 死んでしまった部分が復活することは無いがまだ生きている部分はあるわけで、 これ以上の動脈硬化を抑制する必要が急務だった。

原因の特定にはさらなる検査が必要とのことで、 本来ならCTの検査をやるようだが飛び越して「カテーテル」に進んだ方が良いとのドクターの判断。 もう、ドクターのおっしゃるとおりにするしかないと 腹をくくったこの時は年末だったために、年明け一発目に予約と紹介状と薬をいただくことになった。

その薬は血をサラサラにするものと、コレステロールを下げるものだったが、 血をサラサラにする方の説明文に、聞き捨てならない文言を発見した。

「飲酒は控えてください」

年末恒例行事

年末はその年に買ったお酒を一斉に処理するという私独自の風習がある。 その為、年末に処理できるように酒量をコントロールしているのだ。 2020年はウイスキー泡盛とジンを呑んでおり、残量は「あと1、2杯」というところまでにしておいて、 年が明けたら新しいお酒を買うのが楽しみでもあった。 それなのに飲酒を控えい!というのはあまりにも無常。

私は仕事柄お酒の工場に行ったりして香りを嗅いだりするのですよ。 そりゃあ呑みたくなるじゃないですかね?(同意を求めるな)

なのにこの仕打ち。

恒例行事は排水口に酒を呑ませることに変わってしまった。

気をつけてください

動脈硬化の原因は主に、酒、たばこ、ストレス、食生活、運動不足が挙げられる。 私はずっとコレステロールが高く、食生活と運動不足については家族を巻き込んで対策をとってきたし、 たばこはやらないし酒量も多くないし、ストレスくらいしか思い当たらない。

ドクターが言うには稀に「家族性」というものがあるらしい。

生まれつきコレステロールが高いというものだが、 それは「稀」であり、やはり食生活等が原因だったりするとのこと。 ※コレについては食生活が原因派と食生活関係無い派で意見が割れているようです。 私の場合は家系的にコレステロールが高く、たばこと酒量と食生活から見て家族性の可能性は高いとのこと。 と、言いながらも食生活や生活習慣は自主申告なのでドクターは「コイツ嘘ついてるだろうな」と思ってるよな、きっと。

私の場合「心筋梗塞」や「脳梗塞」になっていない状態なので、 全くの無症状なのだが症状が出た時には遅いのが血管系の厄介なところ。
※後に「狭心症」と診断されました。

酒、たばこ、ストレス、運動不足。
おうち時間で増えるものばかりですが、 どうか気をつけてください。

コロナのおかげで病院もかなり疲弊しており、 その影響が「コロナじゃない」患者にも及んでいると今回感じました。 医療従事者を助けるのは、夜中の一斉拍手なんかではありません。
※「22時30分に一斉拍手を行います」とマンション中で通知が来ましたが無視です。 子供たち寝てるっつーの。
カテーテル検査、カテーテル治療もやりましたが痛いですよ。 医療費も高いですよ。私のように症状が全くなくても「何か」が進行していたりしますからね。 生きていたら、また会いましょう。

written by 日照ノ秋人 カテーテルや限度額申請の情報は改めて書きます