ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

ムカデに噛まれた時に行う3つの処置とは

たった今、ムカデにやられた人の為にいきなり書きます。 内容の詳細は後述、間違っていない処置が先です。

1.45度以上の温水で患部をこするように洗う。
2.シャンプーを使って洗っては流すを何度かおこなう。
3.患部は冷やさないこと。

ムカデ、あの野郎痛いんですよね。
日照ノ秋人です。

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45度以上の温水で

まず、ムカデの毒について知る必要がありますが、当ブログは哲学がふにゃふにゃであるため、 私の書き方が良くいえば「専門的な書き方でない」、悪く言えば「造詣が浅い」ということを
まず、ご理解ください。
従って、出来る限り我々シロートにわかるような書き方で進めます。

造形が浅いと不安かもしれませんが、ご安心ください。私が身を持って実践したことであり、間違った処置も今回の正しい処置も、両方体験済みです。

ムカデの毒の主成分は「タンパク質」でできています。
タンパク質の毒の特性として、

・熱(高温)に弱い
・低温で活性化する

以上のことを考えると、広く一般的に言われている「冷水」で洗うことは毒を活性化させてしまうのです。

従って、「温水」で、しかも「45度以上」が効果的といわれています。

温水が手に入らない屋外の場合、コンビニでお湯を拝借するか、どこかでお湯を拝借するか、 最悪冷水を使うか(なにもしないよりはマシ)になります。

出来るだけ噛まれてから早く洗うほど、毒の進行を止められます。

あんまり熱いともちろん「やけど」しますので、高温注意です。

患部はこするように洗う

患部にはムカデの「牙」が刺さっている場合がありますので、 まずそれは抜いてしまいます。

広く一般的には、「毒を揉みだすようにしごく」などと言われていますが、揉んではいけません。 これについては「ムカデの攻撃の仕方」を知る必要があります。

ムカデはハチさん等の「毒針でこちらの体内へ毒を注入」するのではなく、 「左右の牙で相手を固定し、毒を吹きかける」のです。

グレート・ムタのように。

武藤敬司の化身「グレート・ムタ」まとめ - NAVER まとめ

すると、毒は皮膚の表面に付き、皮膚細胞の隙間から体内へ浸透していくのです。 体内へ浸透すると、患部が炎症して腫れます、かなり腫れます。

揉むように洗ってしまうと、皮膚細胞の隙間から体内へ浸透しやすくなってしまうため、 皮膚表面をこするように洗いましょう。

シャンプーをつかう

ムカデの毒はタンパク質が主成分です。
ここでも、その特性の弱点を突きます。

・タンパク質は酸性に弱い

石鹸よりもシャンプーの方が「酸性」は強いのでシャンプーなのですが、 近年では「弱酸性」の製品が多いため、ムカデ被害者から見れば「酸性を強くしてくれ」と思うのです。

そんなこと言ってしまうと、全国の女子にすごくおこられるので言いませんが、 女子のシャンプーより、男の、おっさんのシャンプーを使う方がより良いでしょう。

酸性だからといって、トイレ用洗剤などをつかってはいけません。
皮膚自体にダメージをうけます。

もちろんここでも、「こするように」洗います。

洗っては流し、を3回くらいやるようにします。

こうすることで、皮膚表面についた毒を洗い流し、体内への浸透を少なくすることができます。

患部は冷やさない

タンパク質の毒の特性

・低温で活性化する

このため、患部は絶対に冷やしてはいけません。
米倉涼子似のドクターがそう言っても、ダメ、絶対です。

患部を冷やすことで、痛みがまぎれるかもしれませんが、体内への毒の進行が活性化してしまいます。

まぁ、温水とシャンプーを使ったこすり洗いを実践した後は、「痛み」はさほど無いと思いますが。

なぜこんなことを書いたのか

私も過去にムカデに噛まれた経験を持っています。
痛いんですよね、アレ。

私がヤラレタ時、家庭療法の本、ネットでのドクターが語る対処法などを見たら、

・患部を冷水で揉みしだくように洗う
・とにかく冷やす

などと供述しており、「医者が言うなら」とその通りにやってみるとどんどん悪化し、 どんどん腫れ、「これ絶対違う!」と思い、進行する毒の痛みに悶絶しながら再度ググって 今回の記事で書いたような処置にたどり着いたのです。

すると痛みはやわらぎ、患部は間違った処置の為若干腫れましたが、 一般的に言われる程腫れることはありませんでした。

最近ではブログなどでも今回の記事の様なことが書かれるようになりましたが、 いまだに間違った情報は、ネット上や家庭の医学書などに残ったままです。

情報とは怖いですね、なんでも信じるなってことです。

この記事も信じるなってことか?
いえ、これは私、身をもって実践したことなので、自信をもっております。

ムカデの毒が体内へ進行してしまうと、とんでもなく腫れると聞きますが、 この記事の方法ではおそらくすみやかに実行していればほとんど腫れないと思います。
※ワタシは間違った処置の為、ブツブツ・・・。

終わりに

家の中で噛まれたのなら、この記事のように「45度以上の温水」を用意することが できると思いますが、屋外での場合はなかなか用意できません。

その場合は水でも出来るだけ早く、付着した毒を除去するのが最優先です。

噛まれないように気を付けることが重要なのですが、存在に気づかず噛まれるパターンがほとんどなので、 靴を履くときの靴の中など、ムカデが存在しそうな場所では特に気を付けていきましょう。

追記 (2019年5月)
春、秋はこの記事に辿り着かれる方が多いようです。 元号が変わった今も、ネット上では「冷やす」だの「揉む」だの間違った処置が残ったままです。

間違った処置をした方から、足を噛まれた場合靴が履けない程腫れると聞いて 、この記事で書いた処置は間違っていないと確信しています。まぁ、最近ではこの記事のような正しい処置も随分ネット上に出てきましたが、「温めた後冷やす」という謎治療もまだまだあります。
何が正しいかは人によって微妙に違いますが、毒に対しては知恵よりも知識を優先すべきです。この記事を読んでいただいた方、痛いでしょうからこの辺りでお大事に。
間違ったことは、この私が斬っていきますよ、フフフ。

hiderino-akihito.hatenablog.com

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