殿!台風が発生し、我が領土に洪水の被害が出ておりますぞ!
殿!イナゴが大発生し、我が領土の作物に被害が出ておりますぞ!
殿!インフルエンザが猛威を振るい、我が領民を苦しめておりますぞ!
いかがいたしますか!
ええい取り乱すでない、陳宮!
ワクチンの接種率は把握しておるか!
御意にござりまする!
ワクチンの接種率は我が領土内においては、ほぼ完璧でございます!
で、ではなぜ・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
日照ノ秋人です。
これをお読みのそこのあなた、お体大丈夫でしょうか?
もう、あなたのことが心配で心配で(白々しい)
大丈夫ですよ、ブログからは感染しないので、うふふ。
子供たちに波及するワクチン摂取差別
オタクのお子ちゃまは、もちろんインフルエンザワクチンを 接種済みザマスね?
え?接種してない?
う、うつるザマス!もう、うちの子とは遊ばせないザマス!
なあんてことが本当に巷で起こっているそうで、
我が奥方なんかは
「絶対に履き違えておる!のぉ!陳宮!」
と怒り心頭なのである。
※陳宮とは三国志に登場するそこそこ頭の良いひとの事である。
インフルエンザの流行により、インフルエンザワクチン接種を条件反射的に検討してしまう流行に流されやすい我々現代ジャパニーズは、「ワクチンを接種することこそ正義!それ以外は悪!」といった極端に偏った見方がスタンダードになりつつあります。
そこには、ワクチンたるや何かを考える余地はなく、
ワクチン?ああ、接種すればインフルエンザにならないんだよね~、
という不文律の様なものが形成されてしまいました。
しかし、今一度、「ワクチンたるや」を考える必要があると思うんです。
薬だって使い方を間違えれば毒になる。
間違った知識は自己責任であるべきで、他人を差別するものではないのですから。
インフルエンザウィルスに感染しないわけではない
調べれば調べるほどに、各専門家の「言い回し」によって、 ワクチンとは何なのかがモヤモヤしてきました。
しかし、ネットやテレビでの情報収集の結果、共通してることがありました。
それは、
ワクチンを接種してもインフルエンザに感染しないわけではない
ということ。(みなさんご存知ですね)
結局はワクチンを接種しようがしまいが、インフルエンザウィルスには感染するということ。
ただ、ワクチンを接種することによって、感染した場合での「重傷化」を防ぐことが出来るようなのです。
インフルエンザウィルスに感染し、発症。
重傷化してインフルエンザ脳症になって亡くなったお子さんもいらっしゃるということで、ただの「流行風邪」では済まされない現代のインフルエンザ事情。
重傷化を防ぐためには、ワクチンは有効かもしれません。
自分のデータで考える
私の話なのですが、私が最近インフルエンザを発症させたのは15.6年前。
SARSの感染拡大が世間でも謳われ、その時ちょうど医薬品に関する仕事をしていた為に、インフルエンザに関してもワクチンを接種しなければならないルールみたいなものが作られて、私もワクチンを接種しました。
そして、接種後2日過ぎたころにインフル発症。
ワクチンを接種したのになんでインフル発症するんだと怒られ、 そんなの知るか!と憤っていたときに、思い返すとそういえば、 中学生の頃もワクチンを接種後2日過ぎた頃にインフル発症したなぁと思い出していたのです。
そして我が子も、初めてインフルエンザワクチンを接種後にインフル発症。
血は争えないなぁ・・・と思っていた時に、ハッとしました。
私の体はワクチンが効かないどころか、ワクチンに負けているのでは、と。
ワクチンってば、虫の息(死にかけ)であるウィルスをあえて体内に取込み、 体が戦い方を覚えるために、重傷化を防ぐというようなことなのですが、 死にかけウィルスにも、我が一族は勝てていないのです。
ネットの情報でも、「ワクチンを接種したから発症する、というのはデマ」と私の様な発想を持っている人に対して謳われていますが、 自分のデータによると「それこそがデマじゃないか」と我が一族は身をもったものとして思うのです。
なにせ、ワクチンを接種していない時は一度たりとも発症していませんから。
かといって、私も油断して対策無しというワケではありません。
感染し拡大するものですから、できうるかぎりの対策をし、 私なんかは鼻毛なんかも生やしちゃって防衛しているのです。
hiderino-akihito.hatenablog.com
最近に見られるワクチンを接種したひとの傾向
おれっちさぁ~、ワクチンやったのよ、高い金払って。
だからさぁ~、発症しないわけ。
うがい?手洗い?マスク?やるわけないでしょ、ワクチン接種したんだもの、金払って。
などと、完全ノーガードのひとが多いと思うんです。
高い金を払ったんだから発症しないし、万が一発症したのなら、 お金をもらっておいて効果がないことをやっている医療機関が悪い。
なあんて、言うんです。
そして感染したとしても重傷化しないので、
インフルエンザが感染していると自覚しないで、
「熱があるけど高熱ではないから」
という理由で、感染者が職場、学校、美容院、ちびっこ相撲大会、わんこそば大会、
フレンチキスのギネス挑戦、手作り教室、一日警察署長体験などに参加し、
感染者を拡大させているのです。
上にも書きましたが、
ワクチンは感染しないのではなく感染しても重症化しない
ということなので、感染者を拡大させないためにも、国民全員が対策をすることが大前提だと思うのです。
マトメ
ネットや、テレビの情報なんかは本当に信用してよいものかどうかはわからないのですが、 私はくだんの「ムカデ事件」の影響により、ネットの情報、たとえソレが医療関係者の情報だったとしても、うのみにする事はしていません。
hiderino-akihito.hatenablog.com
こんなことをブログで書いても、結局はひとつの「ネットの情報」にすぎません。
信じるも信じないも自分次第。
ですが、ウィルスの感染や拡大をさせないように配慮するのも含めて、
自己責任だと思っています。
ワクチンを接種したひとも、そうでないひとも、判断は自分で行い、対策は怠らないこと。 結局、油断するなってことですね。
今回の記事、完全に私個人の意見なので正しいかどうかはわかりません。
目に見える情報に頼らず、自分で考え決断する良い機会と思っていただけたらと思います。