ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

幼児教育 ドラキッズと小学館アカデミーの感想

幼児教育はデータなり。

ということで、私の子供が習い事としてきた、「ドラキッズ」と「小学館アカデミー」について書きます。

みなさん、習ってますか?
日照ノ秋人です。

お習いごとの体験談って参考になるようでならないんですよ。
子供それぞれ合うかどうかはわからないですし。

まぁ、ひとつのデータとして参考までに。

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幼稚園からはじめたドラキッズ

5、6年前ほどの話であることを留意ください。

グループのレッスンです。
最初から親子を離すのではなく、初回は親子ともども。幼児がいきなり親と離れたら不安ですからね。
そのうち慣れちゃって、親を振り切って「どこでもドア」にずけずけと入っていけるようになります。

窓から教室内が覗けますが、親の顔を子供に見せないようにしてほしいといわれます。

まぁ、そのうち親も預かってもらってる時間を利用して買い物したりできますから、教室の付近にはいないことのほうが多くなります。

授業の準備、自分の椅子を運ぶ、使った教材を片づけるなど、割と自分で自分のことをやるというのが方針の様です。

タブレットの使い方なども教わります。
といってもタブレット端末を買わされるとかはありません。

モノを教え、モノの使い方を教え、興味を抱くように導く、 ドラキッズの幼児教育はそんな感じ。
その中でも「タブレット」を導入したり、新しい試みも当時は見られました。

我が家では幼稚園3年間、ドラキッズは継続しました。
年ごとにお友達の数と顔ぶれは変わりましたが、 場所を変えたわけではないので、子供としてはなんの違和感もなく 楽しそうに通ってもらえました。

特に我が家が「良い!」と思ったことは、お友達の前で発表(発言)することと、小学校入学準備です。(お受験対策ではない)

ほぼ毎回、その日に学んだことや、先生からの質問をお友達の前で発表します。
はじめはもじもじしていたのが、大声で発表できるようになり、度胸がついたと感じました。

そして小学校入学準備。
お受験対策も相談すればやってくれるかもしれませんが、我が家はあくまで公立小学校の入学準備でした。

なんらかのデータを取っているからなのかはわかりませんが、小学校の勉強にすんなり入っていけるレベルに仕上げてくれました。
「小学一年生」などの雑誌にも入学準備として、算数などの問題が載っていますが、 そのあたりの問題よりも、半歩~1歩先くらいをやります。

勉強が「好きか嫌いか」の「好き」に仕上げるのでなく、 「苦か苦じゃないか」の「苦じゃない」に仕上げてくれる感じです。
(微妙な表現ですいません。)

我が子は通うにあたり、「行くのが嫌」といったことはありませんでした。

その時の我が奥方は、まわりのママさんたちとは面識がないので、 ママさんたちとの交流なんてのはありませんでしたが、 毎年同じクラスで毎年顔を合わせるママさんとは、 教室の窓を外から眺めながら世間話をしてましたね。

あんまり群れるのが好きでない奥方でも2~3人のママさんとの交流は出来ていたので、ママ付き合いが苦手なひとでも割と安心かと思います。
まわりのママさんの人柄にもよりますが。

小学生になり「小学館アカデミー」に組み込まれる

ドラキッズよりは、勉強寄りになります。
お友達とまったく同じ勉強をやるわけでなく、通う学校の進行にあわせた勉強になるので、学校による教育方針、進め方を知ることができます。

進め方を知ったからと言ってどうかするわけではないのですが、うちの学校は算数が弱いから 算数に力を入れている、などの偏った教育方針を知ることができるのはやはり大きいです。

一体どこから情報を仕入れているかはわかりませんが、小学館のリサーチ力、データ量は驚くほどでした。

実際我が子の小学校は、算数に力を入れすぎるあまり宿題が算数だけといった偏った教育が目につくので、小学館アカデミーの方でも偏らないようにバランスをとってくれています。

ここでもやはり、半歩~1歩先くらいの感じです。
授業に遅れない程度、でも成績は良い方に仕上げてくれます。

特に我が家が「良い!」と思ったことは、全国での順位(アカデミーの全生徒中)がわかるテストを実施することと、作文やプレゼンをする機会があることです。

1年に1回、全生徒参加のテストがあり、自分の学力がわかります。
子供にとって「見える化」されているのは良いことです。

我が子の場合、家でも勉強を割とやるので、小学校のテストでは高得点を取ってくるのですが(親の私は全力少年で0点をとりましたが)小学館アカデミーのテストでは、まだまだ上がいっぱいいる状態。
その結果を見て慢心を抱かないので、「見える化」の取り組みはとても良いです。

作文もありました。
先生からのお題に関して、すごく短い作文から始め、月日につれてどんどん長くしていきます。
テーマが身近なものでしたので、子供は楽しんで書きます。

それと、プレゼン。
みんなそれぞれのテーマを考え、みんなの前で披露します。
参観日に向けて、親が見ている前で披露することもありました。
自分で調べたことをみんなでシェアする。

ブログでもなく、プレゼンなのですからより人間力が必要になります。
なあんて子供に要求しても難しいですし、やけにプレゼン慣れしてても怖いですね。
発表するクオリティより度胸を身に着けてほしいと思うので、良い機会ではありました。

ドラキッズもアカデミーも入る前に知っておくこと

あらかじめ知っておいた方が良いこととして、 同じクラスに参加するお友達の数は知っておいた方が良いかもしれません。

その理由として、1クラスに人数が少ない方が、先生方が手厚くサポートしてくれるからです。
逆に多いと、どうしても手が回らなくなる時があるようです。

とはいえ、厳密な数を把握するのは不可能でしょうから、 参加する前にどのくらいの人数がいるか聞いてみるのが良いでしょう。
少なすぎると、違うクラスに編入されて逆に多くなってしまうので注意です。

宿題は若干ありますが、「公文式」ほどではないとのことです。
我が子は授業前に宿題をやっていないことに気づき、サッとやってしまうことがあります。
つまり、その程度の量です。

マトメ

特殊学級」もチラつかされた我が子ですが、ドラキッズに通うことで、幼稚園では会わないお友達や 大人とのふれあいもあり、無口で地味な性格が割と活発になったような気がします。

人とのコミュニケーションを重視しているので、お友達の言葉、 先生の言葉に触れ、どんどん話せるようになっていきました。

まぁ、お友達次第なところもありますが、割と少人数のクラスだったことも 良い方向に動いたのではないかと思ってます。(少ない時は4人でした)

皆の前でのプレゼン、お題についての作文など、 コテコテの「お勉強」でなく、度胸や文章力を身に着けさせるような授業は とても良い取り組みだと思いました。

授業後はママさんたちを集めて、どんな授業をしたか、 どんなおさらいをしたら良いかを「子供の前ではないところ」で周知します。

その、「子供の前ではない」が重要なポイントです。
授業後の親子での会話に一役買ってくれます。

良いことばかりを並べてしまいましたが、悪い点も挙げておきます。

急なお休みになったときに、振替ができません。
1か月のうち、1日でも授業に参加すれば授業料がかかります。

イオンなどに入っている場合は駐車場事情がネックです。
我が家の場合土曜日が授業でしたので、駐車場に車を停めるのにひと苦労。
連休中だったら、車を停められずに子供だけ降ろして 教室に行かせる(危ないんですが)なんてのもしばしばありました。

奥方に確認したところ、デメリットはそれくらい。
向き、不向きありますが、我が家では
家で勉強なんかしないだろうなぁ~、
公文式は長続きしないだろうなぁ~、
的な感覚で、ドラキッズに決めました。

我が子と同じように、割とおとなしいお友達が多かったような気がします。
言葉が遅いとか心配になりますからね、どうしても親なら。
なので、コミュニケーション重視の教育に惹かれて参加している方が多かったです。

他にも、書ききれないくらい良いところがありましたが、 やはり子供の向き、不向きがあるので、これが最善!とは言い切れません。

でも経済的に余裕がありそうなら、いろいろやらせてみたいものです。
子供の吸収スピードの速さといったらパネエっすからねぇ。

最後にもう一度。
ドラキッズの話は、5、6年前ほどの話であることを留意ください。

おまけに、全力少年で0点をとったわたしの話。

hiderino-akihito.hatenablog.com