ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

妻が悩む何を着たらいいかわからない問題(後編)

先日の続きです。
前後編の場合の出だしってどうしたらいいんでしょうか。

私ってば、まだまだですね。

さて、今回は後編です。
ロスジェネ世代の子持ちの女性は、どんな服を選べばよいのか。


前編はコチラ hiderino-akihito.hatenablog.com


それぞれの土地にそれぞれのセンスってありますよね。
我々が服を買うのは主に名古屋。
独特のセンスがあるんです。
それでなやんでいる我が奥方の話。

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名古屋の独特な感じ

土地によって、着ている服、着こなしって違うと思うんです。 私は生まれも育ちも愛知県ですが、我が奥方は他県の出身です。

愛知県の企業に就職した奥方は、名古屋の独特なセンスにとりあえず驚いたそうです。

マネキンが、とにかく派手!であると。

私にはわからないんですよ、その驚きが。 しかし、服屋で働く義理妹がこちらに遊びに来た時に、 「名古屋のマネキンって、他県では絶対着せない服を着てるよね。」 と言っており、とにかく派手であるというんです。

ひとつ思い当たる節が。

私は地元のそれなりに大きい企業に、 半年ほど潜入したことがあるのですが、 そこの女子社員の中で、お嬢様出身で固められた謎の部署がありました。
そこのお嬢様達のファッションは、とてつもなく派手でびっくりしました。

大阪はかっこいい

私は最近、仕事で大阪界隈に出没しておりますが、 大阪のファッションって、「なんだかカッコイイ」んです。

パリッと固い感じでスマート。
お化粧もバッチリ決まっていて、 とっても都会的なイメージがあります。

夕暮れの梅田界隈でぼ~っと人を眺めていると、 明らかに名古屋とは違う感じがします。

なあんて、大阪の人に言うと否定されるんです。 オマエはミナミを知らないと。

真意はわかりませんが、ミナミのおばちゃんは「トラ柄」ではなく「トラ」を着ているのだと。

まぁまぁ、私だってテレビで見たことはあるんです。 トラくんの顔がバーンと載っているトレーナーを着た大阪のオバハン。

絶対に仕込みだろうと思っていたのですが、 本当にいるとかいないとか。
しかも一張羅だとか。
真意は不明なんですが・・・。

東京以外の関東は地味

地味というと語弊がありますね。
以前関東地方に半年ほど住んでいたことがありますが、 非常にさっぱりしていらっしゃる。

夏なんか、Tシャツとジーンズの女子がとても多かったですし。 化粧も薄めで地味なんだけど、綺麗に見えるんですよね、不思議。

大阪とは真逆。
だってTシャツとジーンズなんて、昔のフォークシンガーの恰好ですよ。 それでもサマになってしまう関東のひと。 元が良いから、なあんて言ってしまったら私、怒られますね。

東京はなんだかありきたり

東京って言ったって、実際に23区内にいる人で生粋の東京っ子って少ないですよね? むしろ他県から来た人の方が多い。

従って、結構ありきたりな恰好が多いと思うんですよ。

ブランドの店、雑誌に載っちゃう店が多いので、 皆そこで購入してしまうから、ありきたりになってしまう。 そんな印象。(あくまで私の印象ですが)

流行りに乗ってみたら?と提案

最近のファッションを追って店に行けば、 だいたいの流行りの感じはつかめます。

でもそれが自分に合うかどうかは未知数。 それが怖いのだと思います。

昔とは体形が違う、生活環境が違う、なにより年齢が違う。 挑戦する意識はなくなり、すべてを言い訳にしてしまう。

それを自覚すると、
歳とってや~ね
って思って、より一層消極的になるのですよ。

いいなと思う服と似合う服は違う

男も女もありがちなことですよね。

ふんわり系のかわいい女子が、ふんわりしたかわいいスカート、 それになぜかライダースジャケットなんですから。

誰か指摘しなかったのか、それが流行だからなのか。 私みたいなおじさんがとやかく言ってはいけないのでしょうが、 どうせライダースを着るなら、尾藤イサオばりに革パンを履いてほしいと 思う私、うざいって言われそう・・・。

迷うのなら、私がきめてしんぜようと思い、 服屋で「コレは?」なあんてやってみるけれども、 年齢がある程度行ってしまうと「ワタシ、コレ似合ワナイネー」と 結局拒否なのです。

結局ファッションセンター

えへへ、買っちゃった。

といいながら、ヒカキンファンの奥方が全くヒカキンに似ていない、 誰だかまったくわからない顔がプリントされたトレーナを着ている。

なんだそれ、恥ずかしいからやめてもらえないか。 と私なんぞは口に出して言ってしまうのだが、 さんざん悩んだ挙句、着地点がファッションセンターの誰かわからない顔のトレーナーなのだから、 ますます女というものがわからなくなってしまったよ。

マトメ

結局男も女も自分が歳を重ねたことにより、 自信がなくなってしまうのでしょうね。

自信がないから着こなしの勝負でなく、 服そのもののデザイン勝負になってしまう。

だけど、年齢的にそんなデザインの服は買いづらいし、 体形がついていかないと心の中で言い訳を探しながら迷う日々。

デヴィ婦人の言う、体形は型にはめて維持するというように、 普段からパリッとした恰好をして体形の乱れを防ぐ、 ということで自信を保つ。

老化を恐れないのではなく、そもそも老化と思わない事で、 若々しさを維持できるのではと思うのです。

なあんてことを思いながら、デコルテ!デコルテ!と連呼し、 ジョンソンアンドジョンソンを塗りたくる私を、 ハァ、喰った喰ったとゴロンとした姿勢で見てる奥方。

食べ物で膨らんだおなかの上で、 ヒカキンが「ば~い」と言っていた。