ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

胃腸風邪を治すために断食したのだが

私が読者として楽しんでいるブログで、 断食に関するエントリーがあったので、
ああ、断食と言えば・・・
と思い書き記そうと思った。

みなさん、健やかですか?
日照ノ秋人です。

食べない、飲まないことで、
果たして体が休まるのか。

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10年前ほどから

冬になると、「胃腸風邪」に毎年のごとくかかる私。 「胃腸風邪」というネーミングが良いやら悪いやらはわからないけれど、 おなかが急降下し、食べるとキモチワルイのとオナカイタイのとで、 あわよくば発熱してしまう症状が出る。

初めてかかったときは、今までに体験したことのない症状だったので医者にかかったのだが、 そのとき言われたことは、
「何も食べない、飲まないことだね~。2日くらい食べなくても生きていけるからさ~。 ハイ次の方~。」
と軽~く言われ、
「ほっほ~う」
と早速実践したのであります。

1日の断食開始。

食べないくせに定期的におなかが急降下し、 悪いやつらが体外に出ていくのを確認。

ただし、おなかがすく。
食べたい、飲みたい、でも食べたらオナカイタイしな。 葛藤に次ぐ葛藤。

そのブログには「欲にまみれた方が人生楽しい」とありましたが、 確かにそうだ。
食べたいから食べ、寝たいから寝る。
欲に素直のほうが楽しいし、ラクだし、健やかといえるじゃないか。

空腹という欲求が満たされていない状況と、 体調不良とイライラで「修行といったら断食」という反射的な思考がなんだかわかるような気がしてきた。

空腹を乗り越えると

正直な話、乗り越えるのつらい。 しかし、乗り越えるとやはり人間おかしくなる。

「あ、コレ、食べなくてい~んじゃね~の~」
的な空腹感なき無敵感。
自分がハイブリッド人間になったような気がするのだ。

空腹感はないが、満腹感もない。 思考は鈍るし、腹に力は入らないし、感情の起伏が無くなる。 怒ることも喜ぶことも全てが薄くなって喜怒哀楽エネルギーを使おうとしなくなる。 これって「SATORI」を開くことなのか? 断食を続けて、幻覚幻聴まで到達したときに、 ひとは「SATORI」とか「GEDATSU」とかいうんだろうな。

私はこうして「胃腸風邪」を短期間でやっつけてきた。 しかし、2019年バージョンは今までとは違った。

断食は効果があった、しかし・・・。

やっぱり胃腸風邪になって、毎年のごとく断食で内臓を休ませようと考えた私。 昼の1時以降飲まず食わずで、夜10時頃が一番つらかった。 起きていると腹が減ってつらいから、早く寝てしまおうと思うのだが、 空腹で眠れない。

雪山登山で「寝るなぁ!」と言われるのは、だいたい空腹のときであるが、 ぬくとい布団で眠りの環境が整いすぎていると、 勢い余って何か食べてみようかしらという雑念、というか欲が沸いてくる。

結局睡眠不足。
ある一線を越えると、おなかは減らなくなるが、 そのかわりに今度は鼻方面に「悪い奴」が登場した。

胃腸風邪→副鼻腔炎

ちょうどその移り変わりの境目が一番つらい。 おなかはちょっと痛いし、鼻は出るし。 空腹にダブルパンチを喰らって、ようやく絶食1日経過。 不思議と「何かいただこうかしら」とも思わない自分に気づいて、
あかん!「GEDATSU」してしまう!
と、ばかりにウィダーインをいただいた。

その後

副鼻腔炎の兆候が見られたため、医者に行き、鼻を吸ってもらったり、 霧の薬を鼻から入れて口からモクモクしたりで緩和されたが、 その後気管支炎までなったのだから、私は考えた。

断食し、GEDATSUしたことで体力や免疫力が落ちてしまったのだろうか。 胃腸風邪を治すためだったとはいえ、付け入るスキを与えてしまったのかと思うと、 断食も良いことではないのかもしれない。

自分で決めて自分で行動していることは、 自分で「いいね!」と思いたがるのが我々人間。

今回はウィルスに「ダメ出し」を喰らったようなもの。 自分が健康な時は、規則正しく食事をするという「あたりまえのこと」を あたりまえにすることが大切だと身に染みてわかった。

さて、断食に命を燃やしている方も多くいるみたいだけれど、 自分に合わないと思ったら、辞めた方がいいと思う。
昔の日本は1日2食で短命だったわけだから、 やっぱり食べることが健康の近道ではなかろうか。

死ぬまで食べ続けるんだからさ、食べたいものを食べようよ。 そう思って食べてると、体重計がダメ出しするんだよなぁ・・・。


こちらもおねがいします。

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