ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

ビールをおいしく飲むコツがあるのさ

そろそろ新社会人も、社内の特殊な「呑み」ルールみたいなものに辟易してる頃じゃ無いかなぁと思いこんな記事を投下するわけなのだが、

そもそも会社の呑み会に出るべきか問題 

なんかには私は大いに参加すべしの姿勢は崩さないけれど、 参加して全ての関わりの濃い先輩社員や上司などの それはそれは情けない姿を目撃できたら、 それ以降特に参加の意味は無いとも思う。

酔っ払い、つまんないもんね。
日照ノ秋人です。

そんな形式だけの呑み会にとりあえず参加して、 ただただつまんないのもシャクだ。

せめてお酒の味でも味わって・・・

と思うのだが、現代人は「お酒を呑む」ということに意義がないと思うばかりか「完全に無駄」と思うようだ。

おい居酒屋!聞こえるか!
サービスだけじゃダメだぞぉぅ!

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ビールの味わい方を知らないからだ

私も社会に出たての時、呑み会が苦痛で苦痛で現代人の言う「完全に無駄」と心より思っていたわけだが、 「とりあえずビール」というおとながみんな知ってるフレーズに、 なんであんな苦いものなんか呑んで陽気になっているのだろうと軽蔑していた。

ようするに、ビールの味わい方がわからなかったわけだ。

学校じゃ教えてくれないもんね。 親が「ビールというのはだな」なんて語るわけもないし、 こういうことは人生の先輩に教えてもらうのが一番手っ取り早い。

どうせ教えを請うのならば美女がいいと考えた私は、 「これは教えてもらう為に近づくのだぞ、下心なんかないのだぞ」 という内に秘めた大義を持って教えてもらうことにした。

しかし残念なことに社内に美女はひとりもおらず、 これはビールを知るなというおぼし召しではと言い聞かせ、 帰り道のレンタルヴィデオセンター経由で岐路につこうかと考えていたら、 キャバクラに行こうという話になったのだ。

これは好機と思った私は、決して下心があるわけでなく、 ビールの味わいを教えてもらう為にキャバクラに行くことにしたのだ。

・・・まぁ、それなりの美女に正直に 「教えてくださひ」 とお願いしたわけだが、あれは若かったからできたのだ。 つまり私のビール人生はキャバクラのオネーサンに教えてもらったことにより開眼したのだ。

ほら、呑み会に行くのも意義があるでしょう?

そのコツとは

それは正しいかはわからない。
なんせキャバクラのオネーサンのコツを伝授されたわけで、 万人に有効とは胸を張っていえないからだ。

しかし、こと「ビール」に関しては、その後私がためらいなく呑めるように なったのだからオネーサンの言うことは正しかったのだと思う。

さて、そのコツとは。

ビールはお茶やジュースとは違う。
味ではなく「味わい方」が違うのだ。
実は味覚のコントロールが出来ない大人は以外と多い。

舌のこの部分は苦み、甘みといった舌の図をテレビなどで見たことないだろうか。

食事する際、「ソコ」で味わっているかと思えば実は違う。 舌も使うが実際は飲み込む時に味わってないだろうか。

ビールは苦い。
苦いが苦みの向こうに味わいがある。
お茶やジュースの味わい方では決してわからない。

その味わいはどこで感じるか。

それは、ノドである。

極端に言えば「ノドにビールをぶつけてしまえばいい」となる。

やるなよ

極端に言いすぎたが、ノドに直接ビールをぶつけたらむせるに決まっている。 それも機関車並みにむせるだろう。
だから真に受けてはいけない。
これはイメージ。

ここで「味覚のコントロール」をしなければならない。

上でも書いたがビールは苦い。
舌が「ニゲッ」って言うほど苦い。 ならば、意識を舌に傾けずノドに一点集中させる。

そして流速早めで一気に流し込む!
口に含んではいけない!
それも多めに流し込む!

鳴らせ、ノドを。
抜け、鼻から炭酸ガスを。
そこにビールの風味が、味わいが広がるだろう。

ってカッコつけたっていいじゃないか。
もう大人だ。
大人の階段を上ったんだろ。
酒のひとつでも語ってしまえ。
ラガーとかエールとか語ってしまえ。

ラガー

下の方。
すいません、語りません。

エール

上の方。
ごめんなさい、やめますコレ。

マトメ

酔っ払って醜態を晒すのは日本人独特の文化と言われている。 それくらい飲酒に対して我慢しているのかと言われたら、それは違う。

ストレス社会と言われるように、酒で忘れたいストレスが山のようにあり、 ある意味救いを求めて醜態を晒すのだろう。

ただ、それが正しい飲酒とはいえないじゃないか。

ひとそれぞれ適量と処理速度があり、 がやがや呑むか静かに呑むか、楽しみ方はそれぞれだ。

私はビールが好きだ。
それに、居酒屋も好きだ。
呑み会は、ひとを眺めるのには良い機会だと思う。 特に店員さんは酔っ払いを扱うプロだと気づかされる。

成長したけりゃ人を見るのが手っ取り早い。 それでお酒も楽しめれば一石二鳥。

オネーサンに手をニギニギされながら学んだあの日以来、 私はビールが好きになってしまった。

そしてその後、ビールが「高級品」であることに気づくのだ。

大人の階段を、また一段上りながら。

※お酒は20歳になってから!


こちらもおねがいします。

hiderino-akihito.hatenablog.com