ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

フリーランスの手取りシミュレーションをやってみた

フリーランスフリーランスってぇ!
一体いくら入って、いくら出てくのさ!

それは稼ぐ金額によります。

いや、わかってるんスけど、具体例って無いかなぁ。 さてさて、みなさん儲かってますか?

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たまにはみなさまのお役に立ちたいと、 自分でシミュレーションしたものをパァ~っと、 記事にしてしんぜようと思います。(なぜ王様口調なのか)

せっかくのブログなので、テーマは
「ブロガーとしてフリーランスとなった場合」 とします。

あくまで私の場合ということは留意くださいね。 ※2019年1月時点でのシミュレーションです。

まずは平均月収を調べてみた

ブロガーの平均月収をブログなんかで調べてはいけませんね。 なんせ、粉飾の疑いがあるので。イヤー怖い怖い。

と、いうわけで今回、
使用した資料はこちら!

日本の給料&職業図鑑
本です、売ってます。

いろんな職業の仕事の内容がかかれており、 参考月収もその職に就いた場合の20代、30代、40代での年齢別月収が載ってます。

そして何より、
この本は子供が見られるように出来てます、素敵。

紹介している職業の数、造形の深さとも「13歳のハローワーク」には 及びませんが、あくまで「図鑑」という点で、見やすい本です。
※「13歳のハローワーク」もかなりいい加減なことが書いてあると 私は思います。私の仕事は載ってませんでした、コラ!村上コラ!

私はアフィをしていないので、ここに購入リンクは貼りません。 興味のある方は、どこかの誰かのブログから購入して、 その主を儲けさせてあげましょう。

その「日本の給料&職業図鑑」には、アップルの鎧、マウスの剣、キーボードの盾を持ち、 炎上という炎を防ぐ某イケダさんみたいな絵のブロガーの平均月収が載ってます。

20代 30万円
30代 30万円
40代 30万円

どういった平均の取り方をしているかわかりませんが、 なんと全世代で月収は一緒。 もちろん、凄く儲かっている人と儲かっていない人の差は 大きいとのこと。 まあ、馴らすと30万円ってことなんでしょうね。

とりあえず、月収30万円として進めます。 ※ちなみに「フリーランス」という職業もありましたが、 一律月収25万円でした。一体「何の」フリーランスかは書いていませんでしたが。

所得の内、いくらが課税金額か

月収30万円、年間所得360万円。

この年間所得から、必要経費といろんな控除を引いた額が 「課税所得金額」となります。

この「課税所得金額」を基に税金などが計算されていきます。 ここ、テストに出ますよ~。

ブロガーの必要経費

経費は簡単に言えば仕事で使うお金です。

とりあえずざっくりですが以下を経費とします。

・PC(約30万円)
・通信費(ネット環境)
ドメイン
レンタルサーバ
スマホ使用料金(購入ではない)
クラウド会計「freee」
・ドリンク代
・個人事業税

1日3食を経費とか、家賃を経費とか、 今回はひとによって違いそうな経費は考えません。 何せ、簡単に済ませたいもので。

まぁ、だいたい上に書いたもので事足りると思うんです。

PC(約30万円)なんてやりすぎ感がありますが、 せっかくのフリーランスですよ、 やってしまいなさい。

いろんな控除

これが結構面倒なんですよね。

基礎控除 
青色申告特別控除
配偶者控除
・生命保険料控除
地震保険料控除

などなど。
境遇によりますが、 多い人では15種類ほど「ナントカ控除」が出てきます。

私の場合でも厳密にはもう少しあるのですが、 家庭環境や保険の契約内容、 医療費の使い方によって変わってしまうので、 明確な項目や数字はここには載せません。

が、計算はしっかりやらないと数値が出ないので、 あくまで「私の場合」の環境とします。

私の場合

・家族構成は3人(私、妻、16歳以下のこども)
・私と妻は40歳
・生命保険、地震保険は加入
・住まいは国民健康保険が高い地域

ポイントは、
・配偶者がいる
・16歳未満の子供がいる
・40歳以上である

ということ。

フリーランス家族が生計を一つとする場合、 国民健康保険を家族分払うことになります。 しかも40歳以上は「介護分」という形で、 40歳未満の人よりも多く支払うことになります。

子供も昔は扶養家族として、税金の控除があったわけですが、 平成23年分から控除が無くなり、 その代わりに「子ども手当」が支給されることになりました。

国としては、税金を控除するより小銭をばらまいた上で税収として回収した方が 儲かるんでしょうね。
※私は国が今後ばら撒くことも辞めてしまうと思っています。

従って、フリーランスにとって大家族はかなり不利です。

以上の条件でシミュレーション

結果、月手取り18万円。

アレ、なんかおかしいか?
結構もらえるな。
まぁ、あくまでシミュレーション、っつーことで。

でも家族3人はキツいな、18万では。 私が私の環境での算出はこんな感じでした。 もちろんボーナス無し。

税金などの計算はその道のひとに聞くと、 「簡単にできてしまうと、士業や税務署のひとがたくさんいらなくなるから、 わざと難しくしている」のだそうで、今では難しくなりすぎて 逆に士業や税務署が大変になっているとのこと。

税理士さん達、大変そうだもんね。 確定申告って大変ですよ。 そうまでしてフリーランスしたいっすかねぇ。

と言いながら、会社から独立を企てる私。

なぜこんな記事を書いたかというと独立を考えているからで、 今就いている仕事で個人事業主になった場合の計算をやっていたから、 オマケとしてやってみただけであります。 大丈夫、私のようなふにゃふにゃ駄文書きはプロブロガーにはなれませんから。

総括

30万円の収入で実手取り18万円という結果。 ※私の場合です。

フリーランスなあんて言うとなんだかかっこよさげなのですが、 要するに「個人事業主」ですね。

会社に属することと個人事業で決定的に違うのが 「国保国民健康保険)」です。

会社に属すれば「社会保険」となって、半分の額を会社が支払ってくれるのですが、 国保の場合は家族全員分の全額を個人で支払うことになります。

その額が、シャレにならん。

住んでいる市町村によって額は変わりますが、ものすごい負担。 稼げば稼ぐほど比例して上昇し(ある程度の上限みたいなものはあります) 税金なんかかわいく思えてきます。

某イケダさんみたいに、 田舎に住むのは国保を考えれば理にかなっているのですね。

色々考えると、妻子持ちで個人事業をやるなら、 かなり稼がないと手元にお金が残りません。

国保を滞納して後に病気になったら・・・。

え、こういう終わり方?

written by 日照ノ秋人 フリーランス?それ食える?