ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

好きなものが一緒 より 嫌いなものが一緒の方が夫婦仲はいい

どんな料理が好き?
温泉とか好き?
どんな音楽聞くの?

へぇ、一緒だね!
僕たち気が合うね!
(このひとなら結婚していいかも)

みなさん、いい恋してますか?
日照ノ秋人です。

気が合うっていいよね、
でも少しのズレが、
気になってくるんですよ。
長い間いっしょにいるとね。
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いざ結婚してみると

好きなものが一緒だと思っていたのに、実は細かいところで微妙に違っていたり、 後々発覚する「コレジャナイ」感。

別にそんな微妙で些細なズレなのに、結婚前にそんなズレに気づかなかった オノレがなんだか許せなくなります。

そりゃあ細部まで「好き」が一致するなんてなかなかありません。 「好き」の中には様々な違いが存在します。

例えば車。 「車が好き」と言っても、デザインだったり性能だったり、 自動車メーカーだったり、いじることが好きだったり、 走ることが好きだったり・・・
「好き」の中でも方向や角度にいろいろあります。

些細なことなら気にしなきゃいいんですけど、結婚する前に抱いた印象と 結婚してから違うとあっては「なんか思ってた人と違う」と 思ってしまう人もいるでしょう。

それに対し嫌いなものは意外と細かくない

「好き」にもいろいろありますが、「嫌い」にもいろいろあります。

ですが不思議なことに、「嫌い」は割とひとくくりにされてしまうような気がします。

嫌いなものが一緒同士だと、嫌いなものに対する悪口を言い合えます。

例えば虫。

気持ち悪いから嫌い、怖いから嫌い、微妙な「嫌いちがい」でも悪口は一緒。
「嫌いだ!嫌いだ!嫌いだ!」で、なんとなくまとまるんです。

え、それって「好き」も一緒じゃないか?って思いますよね?
長く一緒に暮らしてると、そうでもなかったりします。

「好きだ!好きだ!好きだ!でもお前ちょっと違うじゃん!」 って・・・
なんだこの話・・・。

好きなものは変わるが嫌いなものは変わらない

私の結婚生活は10年を超えてますが、 お互い新しいものを吸収し、好きなものが変わっていきました。

付き合っているときは、あれほど「好きなもの」が一緒だ!って思っていたのに、 知らず知らずに合わせてたんだなぁと今になって気づきます。
お互いが合わせようとしていたのですから、もともと「人間同士合っていた」んですね。

それでも長い間一緒にいられたのは実は「嫌いなもの」が一緒だったからです。
人や物の悪口をいうのはなんだかアレなんですが、「嫌い」なものですから、 意見だって「悪口」になってしまうのですよ。

嫌いなものが一緒じゃないほうがいい時もある

例えばゴキブリ。

私たちの生活に登場すると、私が「キャーキャー」暴れ、 奥方がしれっと撃退し、遺棄までやってしまいます。 これがふたりともが「キャーキャー」暴れだしたら、 私は男であるからして、私に「撃退せいや!」と奥方は言うと思うんです。

こういう時は「嫌いなものが一緒じゃなくてよかった」と思いますよ。

だってゴキブリだぜ。


hiderino-akihito.hatenablog.com


食べ物は嫌いなものが一緒だと、間違いなく子供も嫌いになります。 食卓にあがりませんからね。
自分たちの「嫌いなもの」を子供に押し付けてしまうのはいかがなものかと 思いますが、仕方ない。
嫌いなんだもん、だって。

マトメ

同じようなものに、夫婦間の「性格の不一致」というのもあります。
パートナーに自分とすべて同じ価値観を求めるのは、ちょっと求めすぎかなと思います。

好きなものが一致しなくたって嫌いなものは一致するでしょうし、結局は他人ですから 一緒じゃないんですよね。
尊重しあいましょう。

じゃあ、パートナーに対する判断材料が無い? 価値観のズレが今後に影響するくらい怖いのならその「怖さ」を感じない相手。 つまり、「価値観とか考えなくて済むくらい楽な相手」を探すべし。

・・・。

見つけられないから苦労するんですよね、ごめん。

おしまいマイン!