ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

妊婦体験でおっぱいを授かった話

インコだか九官鳥だか、かの「真理教」の事件に関するニュースを見ていたとき、 記憶の底に眠っていた「妊婦体験」の話を思い出した。

まぁタイトル通りなのですが、
今回は男のバカな話としてサラサラとお流しくださいな。

我が奥方が妊娠中、産科のイベントに夫婦で参加した数年前の話。

確かテーマは、
「妊娠中のマインドと家族の協力」
みたいな感じだったと思う。
結構「マインド」はスピリチュアル方面だったのだが・・・。

場違いな男

30人程妊娠中の女性がいて、 そのなかでパパさんとなる男性は私含めて3人。
まわりがほぼ女性で、さらに妊婦さんだから気を遣う遣う。

講師の方ももちろん女性なのだけれど、
「夫の協力が不可欠」を、
とにかく強調するのだ。

まぁ、中には夫となるひとがいない方もいるので、 講師の方も慎重に言葉を選んでいる感はあった。

「妊婦のアレコレを、男性にわかってもらおうじゃありませんか!」

ってビックリマークつけちゃって、いきなりもってきたのが 大きいおなかとおおきいおっぱいがついたエプロン。

こんなのあるんですね。
おなかはもちろん子供がはいっている重さになっていて、 それをエプロンみたいに装備するのです。

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3人の男、面識のない男。
そんなエプロンが登場するなんて聞いてない男3人。

おいー、だれがやるー?
おまえやれよー。

心の中の押し付け合いが初対面なのに聞こえる聞こえる。

すると講師の方。
「あ、ちょうど3人分ありま~す。」

え。

おおきいおっぱいとおなかを装備させられて、 立たされる男3人。

この絵面に我が奥方は笑ってしまったそうだが、 はじめて自分に授けられた大きい「おっぱい」に テンションがクイッと上がってしまった私は、 無意識に両手でおっぱいを上げ下げしてしまったようだ。

わぁ、おっぱいを授かった。

と喜ぶ私が奥方を見るとものすごくあきれていた。

そこから靴の履き方、椅子の座り方、 階段の降り方など、普段の生活では苦も無くできることを、 妊娠した状態でいかにやりやすく安全にできるかをママさんたちは実践形式で教わるのだ。

そして不自然な恰好をさせられた男3人は、
「妊婦がいかに大変か」
実践形式で思い知らされるのである。

靴が見えない、
椅子が見えない、
階段が見えない、
かがむとバランス崩す、などなど。

妊娠するとこんなに大変なんですね。
特に階段。怖すぎますよ。

おい!オトコ!家選びとかしっかりせえよ!

それを安全にやる方法を教わるのだが、 正直、階段のある家ってリスキーだなぁ、 そりゃあ時々落ちる妊婦さんもいるわなぁと痛感。

その感覚がわかっただけでも、そのイベントに参加してよかったなぁと思うのです、おっぱいも装備できたし。

マインドコントロール

マインドをコントロールする、なあんて言ってしまうとなんだか怪しい話に聞こえますが、 妊婦体験の後はヨガ、瞑想など、マインドを安定化させる講習になりました。

女性はホルモンの波がおおきく激しいため、 とにかく一定に努めるだけでも大変みたいですね。
男とはそこが決定的に違うし、理解ができないところでもある。

イメージ、イメージ。

特に、良いイメージ。

と、講師の方は参加者に瞑想させ、 言葉巧みに子供を授かること、 出会うこと、育むことをイメージさせる。

すると、泣いている方が数人いるのだ。
まさかと思って奥方を見てみると、泣いている。
私、ピーンときましたよ。
おっぱいエプロンはそのとき着けてませんでしたがね。

カラスだかスズメだかの「真理教」が、なぜヨガを使って 多くのひとたちのマインドをコントロールしたのかを。
※マインドコントロールと洗脳は違います、というご意見、拝承。

言葉が心に入ってきてしまう

男の私が講師の方の話術を聞いて、 泣いたかといえば全く泣いていません。

私は妊娠していませんし、その重みすらわからないのですから、 全く「当事者」でないことを思い知らされたイベントでもありました。

しかし、若干数泣いている人もいたわけですし、 ココロ揺さぶられたひとがいたのは確か。

心を落ち着かせて言葉で操るのは
「できなくもない」のです。

マインドコントロールはこのイベントのように、 「良い」事に使えば問題が無いというかむしろ効果的なのですが、 「悪い」事に使えばとことん悪いことを植え付けられてしまう、 コントロールする側の意識によってさまざまなことができてしまう怖いものでもあります。

あの「信者」に、ホルモンバランスが一定でない「女性」が多かったのも、 男性より感受性が豊かで、マインドがコロコロ変わって、 マインドコントロールがこころに染みてしまうタイミングが、 男性より多いからなんでしょうね。

悪い奴は、徹底的に悪い。
おっぱいエプロンをつけて出直して来い!って思いますね。
(どこから出直すのかは不明)

めちゃくちゃでる

そのイベントの最後。

女性の悩みでもある「便秘」についての体操も教わりました。

「コレ家でもやってみて!めちゃくちゃ出るから!」

と、とある体操をしながら女性の講師。

私は快食快眠ハイチオールなのですが、 まぁ流れでその体操をやりますわねぇ。

イベントも終わって、みんなぞろぞろと帰り始めるころ、 私、奥方の袖を引っ張って耳元でささやいたのです。

「トイレ」

ええ、めちゃくちゃ出ましたとも!

written by 日照ノ秋人 
貴重な妊婦体験、男ならやるべし。


こちらもおねがいします。

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