ふにゃふにゃフィロソフィー

真の父親とは、男とは何かを考えるブログです。

伝説のうんこ

私ね。

苦手な物がふたつあるんですよ。

それは「ワイン」と「日本酒」です。

味は好きなんですよ、味はね。

でも、ソレを飲んでしまうと私、

うんこが止まらなくなるのです。

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まどろむキミを抱きしめたい

仲の良いお客様の会社の呑み会に何故か呼ばれた私。

いつもなら断るんだけど、そのお客様の会社はね、 女子が多いんです、女子が。

だからね、ハナノーシタピローンと伸ばしていったんですよ。

そうしたらヤレワイン飲めだの日本酒飲めだの、 私のダメなものを勧めてくるんです。 皆、そこまで私のこと知らないから悪意なんて全然無いのですけど、 女子もいるし断れないじゃないですか。

エイッ!と飲んだんです、エイッ!と。
まわりの皆も呑み散らかして、夜遅く。

そこからまどろみの世界ですよ。

寝てるんだか起きてるんだか、まわりは皆お客様の会社のひとだし、 その中の誰かを抱きしめたらいきなりスリーアウトでしょ。

これも「仕事だ」って頑張ったんですよ、偉い?

とまらない酔いどれの中で

終電のステーションですよ。

週末の終電はぎゅうぎゅう詰めなんですよね。
そこにまどろみの私が突入です、なんせ終電ですから。

まわりはみんな酔いどれバカですよ。
しばらくとまらない酔いどれ電車に乗っていましたら、 急に来たんです。

猛烈で、華麗にて波乱なる便意が。

これは心に秘めておかないと、って頑張っていたんですが、 電車もとまらないし、そっちも止められそうにないと考えた私、 瞬間的に思ったんです。

ここで「思いのたけ」を皆に伝えたら伝説になるかしら

と。

でも、こんなに満員の酔いどれ電車で、 私のありったけの「思いのたけ」をぶちまけたら、
ええいああ、もらい泣きするひともいるだろうし、 なによりとっても恥ずかしいじゃない?ニオイとか。

だからいろんな事考えて誤魔化したのです。

助さんと格さんっていたな~。
なんだっけ、アレ。
あ、そうか水戸黄門か。

あぶないあぶないあぶない!

今夜ひとりぼっちのレストルーム

あまりにこらえきれなくなったものだから、 意を決して自分の降りるひとつ前の駅で降りたんです。

私が乗っていくはずだった終電を見送って、 内股エックス脚で歩く。
ひとりぼっちのレストルームでシットダウン。
「Shit!」もそういう意味だから、シットシットダウン!

そこで思いのたけをぶつけたんです、私。

駅は静まりかえっていて、世界にひとりぼっちになった気分。

終電を過ぎたらこんなちっぽけな駅舎なんて、 ただの腑抜けの空き容器さ。

秋風が吹き付けて寒いのだけれど、 トイレだけリフォームされていたからいい感じ。

さて、どうやって帰ろうかと駅を出ると、 セクシーなロリータ、いや、タクシーもロータリーも無い 街灯もほとんどない暗闇の駅。

タクシー呼んで帰ろうか。
スタンドバイミー(徒歩)で帰ろうか。

即断でスタンドバイミーに決めたんです。

家まで1時間はかかりそうだと踏んで、 念のため最後にもう一度、 呼吸を止めた駅で思いのたけをぶつけたのです。

駅員は健やかに送り出してくれたよ、おつかれさん。

フライデーミッドナイトブルー

月が綺麗でね。

見上げてばかりいたんです、私。

以前、ホストの密着番組を見た時に、 朝方のホストが空を見上げて「青空だ、青空きれいだな」って 言ってたんですよ。

無かったんですね、取れ高が。

ひとは何にもなくなると空を見上げるんじゃないかって思うんです。 天を仰ぐって言うでしょう?

でも暗い夜道、女子はダメよ。
絶対に危ない。

連れ去るバカがいるんですよ。
たいがい棒と玉がついていて、棒と玉がついていないひとをねらっているんです。

スタンドバイミーは男限定。
酒が入っていたら、小一時間なんてへっちゃらさ。

ストレスの塊を忘れたいから酔いどれ電車は走るのだろうな。

嫌なことは水に流そう。
思いのたけも、水に流そう。

ひとは死して伝説になるのなら、私が伝説になるのはまだ早い。 どうせなら、伝説的な和歌集を出すまでは死ねない。
「うん古今和歌集として語り継がれるのはまだ先の話。

踏みとどまって正解。
でも思い浮かべただけで不正解。

私が伝説を履き違えたら絶対にヤバイので、
この反省文を書きました。

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・・・え?なんで?

written by 日照ノ秋人 月あかりは防犯にならず


ま、こちらもエモいわな。

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