私は若い独身の頃、キャバ嬢を見るとウヒョヒョと思っていたはずなのに、 娘を授かった今では「チミ達、苦労してるんだね」と西田敏行ばりに目をパチパチさせているおじさんである。
営業職と水商売のキャスト。
私はそれらの職業に就いている人に、 いつも羨望のまなざしを傾けている。
とにかく話術が凄いのだ。
以前、キャバ嬢に聞いた話を思い出した。
おにいさん（客のおじさん）から指名をもらうために 日夜ガンダムを見ている
と。
世のおじさん達は、
ガンダムの話をしておけばたいがいチョロい
というのはあながち間違いではない。
戦略としては立派だと思う。
日夜学習に励んでいるキャバ嬢はとりあえずいいとして、 世の女子達にできることはないかと考えたら、あった。
大好きな彼の前では思うように話せない女子のために、
「デートで使えるガンダム語録を授ける」ということ。
コレを読めば会話が止まってしまうところが無いばかりか、
「わかっている女子」として一目置かれること間違い無し。
しかし！
もうすでに巷ではそんなブログが存在していることが判明。 当ブログでは「三歩ほど斜め上に進んだガンダム語録」を授けようと思う。
ようやくこのブログも世の中の役に立つときが来たようだ。
ブログ、役に立つ！（ガンダム、大地に立つ！）
指輪をもらったら
「ずっとつけておくね！宇宙（そら）で無くしたら大変だ！」
宇宙（そら）で無くすことはないんですがね。 相手の男がメガネをかけた「優男（やさおとこ）」だった場合、 ちょっと使えませんが。
海を眺めに行ったら
「あれが海かい？海っていうんだろ？」
宇宙生まれ、宇宙育ちの少年「ペロ」が、 始めて地球で天然の海を見てのお言葉ですね。 ガンダムＺＺあたりで大きく成長したペロが 「俺の海を汚すんじゃねぇ！」とか言って再登場して欲しかった。
ジュースを買ってもらったとき
「ジュース、ジュース、アマイ、ジュース！」
ジャブローの託児所にいる、ジュースをくれるロボである。 人口増加で宇宙に移民してから80年程すぎた話なのに、 あの「ロボ感」なのだから、年季が入ったロボなのかもしれない。 わかる彼だったらソフトクリームをもらえるかもよ。
食事どき、塩をさがしていたら
「塩湖を探しに行こう！」
塩湖（えんこ）ってあんた・・・。
料理長タムラが塩切れで料理が作れないと泣きついて、
塩湖を探しに行くという話で1話使ってしまう我らが冨野っち。
地球は地殻変動しているとか、
戦争で環境がめちゃくちゃになってしまったという残酷なエピソードも劇場版では華麗にカット。
風の強い外で
「ここはテキサスコロニーか！」
司令官であるマ・クベがなぜかモビルスーツに乗って
ガンダムに決闘を挑んだ場所である。
宇宙に移民しても過疎ってしまう場所があるという冨野っちの未来予想も空しく劇場版では豪快にカット。
あれはいいものなんだけどなぁ。
陳謝
全体的にわからないひとには全く分からない内容でごめんなさい。 こんな事知っている男はたいていおじさんなので、 現代の若人には全く使えない内容ではないかと書いて気づいてしまった。
しかし、キャバ譲もガンダムを日夜勉強しているのも凄いと思ったし、 勉強しているうちにガンダムにハマってしまう女の子も結構いるということにおじさんは驚いてしまったよ。
私が生まれた年にやっていたアニメだが、 現代人に向けたアムロのセリフを見つけたので最後に書こう。
あなたたちは何故自分の事ばかり考えているんです？ 僕は・・・もう（誰かの為に闘う事を）辞めますよ！
written by 日照ノ秋人 私は生き延びる事が出来るだろうか
ついでにこれを読めば君の能力が数倍に跳ね上がる！！
